優勝戦線は混戦模様だが、中心と目されるのは前田滉。5月三国の一般戦と6月津の一般戦をいずれもセンターまくりで制しており流れをつかんでいるからだ。5月以降の勝率も参戦メンバートップの7.47。さらに浜名湖はV3とドル箱としている。注目されて当然だろう。

これに続くのが今年V3の内堀学。近況、やや調子を落としてはいるものの、1月の多摩川を皮切りに、2月の住之江と4月の多摩川を制しており侮ってはならない。

さらに前期A2だった谷津幸宏は今期勝率6.39でA1に復帰。5月以降の勝率も7.17と極めて順調で、5月30日の桐生で優勝を飾っている。完全なコース不問タイプで平均スタート順が1.9であることも覚えておきたい。

そのほか…
19期連続A1級としているレース巧者のベテラン林美憲。
現在2期連続でA2級ながらA1復帰の勢いを感じさせている石原翼
3コースと4コースの1着率が20％超とレース展開力を誇る松下一也など多士済々である。