スター候補選手&新人選手紹介

スター候補選手って何?

一般財団法人日本モーターボート競走会は、ボートレースの次世代を担う若手有望選手を強化・育成する「2023スター候補選手」として58名の選手を選出しました。2023年トップルーキーの選出については、従前の選出基準「各地区3名以内」としていたが、トップルーキーは業界を代表する選手であり、地区を問わず選出するという考えから、「登録6年以内のA1級のレーサー」という基準で選出することと致しました。
当該選手にはそれぞれのランクに合わせてグレードレースへの優先あっせん措置、メディア対応やマナーを身に付けるための講習会、操縦・整備の特別訓練などが行われ、スター選手になる為に必要とされるスキルの向上が図られます。

【トップルーキー】
「登録6年以内かつA1級」という選出基準のもと、勝率や優勝回数、GⅠ出場等の実績を考慮し選出されます。
【フレッシュルーキー】
登録5年以内の各レース場における推薦選手(人格、技量、期待度等総合的に勘案)として、各レース場2名ずつ、48名が選出されます。

フレッシュルーキー

若林 義人
ワカバヤシ ヨシト

登録番号5034
生年月日1998/01/30
身長167cm
体重55kg
血液型B型
支部静岡
出身地静岡県
登録期122期
級別B1級

2023年の浜名湖フレッシュルーキーに選ばれた1人が若林義人。将来のスター候補レーサーとして認知され、期待が込められた称号だ。その2023年の正月1月2日の浜名湖。若林は印象に残る大花火を打ち上げて見せてくれた。第5Rで1号艇だった若林はインからコンマ05のトップスタートを切って1マーク先マイ。ただ、右斜め後方から5メートルの追い風で、ターンが流れた。

そこへズバッと差してきたのがSG2冠の深谷知博。2マーク手前で深谷が届き、誰もが深谷のアタマだと思った瞬間、外から若林がダイナミックに握って深谷を一発で置き去りにした。若林がインだっただけに舟券的には人気サイドだったが、その勝利の印象は何万円もつく万券並みのインパクト。この正月レース、結果的には深谷の優勝だった。その深谷を1対1で破ったのだ。若林はこの節2勝のみだったが、明るい未来を予感させる新年のスタートだった。

若林は小さい頃から父親に連れられて浜名湖に来ていたそうだが、いつの間にか、ボートレーサーになるのが当たり前のように思っていた。そうして122期で入ったボートレーサー養成所では勝率7.44で1位。修了記念競走ではインからコンマ01の究極スタートで先制したが、2マーク、2周1マークと原田才一郎の全速ターンに屈し、畑田汰一にも抜かれて3着に敗れてしまった。しかし、負けて得るものも大きいだろう。5月にデヒュー丸5年となる若林は勝率5点台に乗せてきた。初A2や初優勝ももう手に届くところにある。

若林の魅力は、接戦になった時に相手に寄って行かずに距離と角度を取ること。これで相手に併せられることなくスピード勝負ができる。「全能力をもって一生懸命走るので、ミスしても怒らないでください」と語っていたが、相手が強いほどすごいレースを見せてくれるタイプだ。

大石 真央
オオイシ マオ

登録番号5079
生年月日1998/04/17
身長151cm
体重44kg
血液型A型
支部静岡
出身地静岡県
登録期124期
級別B1級

2019年5月のデビューから1年半が経過した2020年の10月、この辺から好枠が巡ってくるようになった大石真央。最初はスロー水域からに慣れず、本番でビビる気持ちが出たそうだが、2020年の暮れも押し詰まった12月30日の住之江、男子4人がいるレースでついにインから逃げて水神祭を達成。デビューから1年7カ月、244走目の喜びだった。それ以降は短い間隔で1着を取れるようになり、2023年1月9日時点で通算42勝まで勝ち星を積み上げてきた。

デビューしたての頃は1年目28、2年目22という平均スタートで反省していたが、3年目19、そして4年目の2022年は平均18、平均スタート順位も3.3と安定してきた。好・不調の波の差を減らすことに成功しつつある。優出は2023年1月9日時点でまだないが、予選突破しての準優は下関、若松、三国、浜名湖で経験。もうひと踏ん張りで初優出がありそうだ。勝率も2022年後期が4.49、2023年前期が4.59と1つの目安である5点台に迫ってきた。

内容的にも2022年12月の浜名湖ヴィーナスシリーズでは5コースまくりと4コースまくりで2勝。この2つのレースでは、かなり激しく抵抗にきたイン選手をねじ伏せての全速ターンが勇ましかった。年が明けた1月津では男子4人相手に2コースから差し、追いかけてきた秋山直之を意外と余裕を持って振り切った。「冷静に」という課題もクリアしつつあり、ターンの入り口・出口のスピードもかなりアップしたのは確か。

父に連れられて来た浜名湖でボートレースに魅力を感じ、ペアボートに乗せてもらってレーサーに憧れた。養成所の124期では勝率3.34と苦労したが、「ガッツ」の流れをくむ今坂晃広選手に師事しつつ、理想としていた握って回るレースが開花中。浜名湖のフレッシュルーキー・大石真央の成長が楽しみだ。

新人選手

本田   愛
ホンダ アイ

登録番号5248
生年月日2002/03/25
身長157cm
体重47kg
血液型B型
支部静岡
出身地静岡県
登録期130期
級別B2級

Q1.選手になった動機:
小学4年生の頃に父と浜名湖ボートレース場へ行き、初めてレースを見た時、男性レーサーに混ざって走る女性レーサーにとても魅力を感じたから。

Q2.養成所の思い出:
修了式の前日に、同期・主任教官・助教官で教官室に集まって、みんなで暴露大会をして大盛り上がりしたこと。

Q3.目標・夢:
男性相手でも強気で最後まで諦めないA1レーサーになる!!

Q4.目標選手:
長嶋万記選手

Q5.近況の課題:
差しの旋回で艇を暴れさせない高速旋回

Q6.デビュー戦への意気込み:
応援してくれている家族・友人や教官方への感謝の気持ちを込めて全力で走ります!!そして、デビュー戦での賞金で家族にうなぎをごちそうします!

山口  晃朋
ヤマグチ アキトモ

登録番号5269
生年月日2001/01/18
身長161cm
体重53kg
血液型A型
支部静岡
出身地静岡県
登録期131期
級別B2級

Q1.選手になった動機:
プロのスポーツ選手になり、勝負の世界に挑戦したいと思ったから。

Q2.養成所の思い出:
1番転覆をしたこと。真冬の起居動作。

Q3.目標・夢:
選手からも尊敬されるような静岡を代表するレーサーになること。

Q4.目標選手:
板橋侑我選手

Q5.近況の課題:
旋回スピードを上げること。

Q6.デビュー戦への意気込み:
ファンの方々に自分の名前を早く覚えてもらえるように最後まで全力で勝負します。

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