
3779
原田幸哉

4262
馬場貴也
浜名湖でボートレースメモリアルが開催されるのは30年ぶり4回目。前回大会はレジェンド今村豊さんが優勝した1992年の38回大会でした。
全国24場の推薦レーサーが集うシリーズは選ばれし者のプライドがぶつかり合い熱を帯びます。
夏の向い風と浜名湖特有の広く柔らかな水面を味方につけたスピード戦が期待できます。
2022年賞金争いもオーシャンカップ(優勝:椎名豊)を終え折り返しに入っています。上位陣には心の余裕があり優位といっていいでしょう。
ランキングトップの原田幸哉選手は、昨年徳山マスターズチャンピオンなど記念タイトルを3つ取り、その勢いで今年の宮島オールスターを制しています。
2位の馬場貴也選手は3月のびわこ秩父宮妃記念をはじめ下関周年(3月)や戸田周年(4月)を取り堅実に結果を積み上げ、今年ここまでV6です。
6月の唐津グランドチャンピオンでドリームメンバーとして優勝した池田浩二選手(4位)は、オールスターもドリーム戦に選出されるなどファンの後押しがあります。
さらに、モーターの出力が下がるため調整が難しいこの時期を得意とする「夏男」からも目が離せません。
石野貴之・菊地孝平・毒島誠の3選手です。
石野貴之…オーシャンカップV3、メモリアルV0
菊地孝平…オーシャンカップV1、メモリアルV2
毒島 誠…オーシャンカップV1、メモリアルV3
一方、参戦女子は田口節子&平高奈菜の2選手です。
昨年末の福岡クイーンズクライマックスで涙の優勝を果たした田口節子選手は、トータルバランスで秀でています。
また、2020年大晦日の浜名湖クイーンズクライマックスを制したのが平高奈菜選手。「ファンの皆さんが驚いたり感動してくれるのが何よりうれしい…」とそのモチベーションを語っています。今年はすでに4優勝(7月末日時点)とするなど調子は上がっています。
そのほか、メモリアルで優勝実績のある白井英治(2014年若松)&寺田祥(2017年若松&2020年下関)の山口の2選手
尼崎オーシャンカップでSG初出場、水神祭を飾った村上遼選手
昨年の徳山ヤングダービーを制し完全復調、今年3月の若松周年記念を取っている羽野直也選手
今年は津の周年記念を含めV5と気を吐いている関浩哉選手など注目レーサーは数えきれません。
いずれ劣らぬ戦士が集う浜名湖は激熱の夏となりそう。
第68回ボートレースメモリアルにご期待ください。