レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2017年2月9日(木)・10日(金)・11日(土)・12日(日)
  • 一般 新東通信杯

    • 峰竜太
    • 4320
    • 峰竜太 /佐賀
    • 岡崎恭裕
    • 4296
    • 岡崎恭裕 /福岡
    • 三井所尊春
    • 4101
    • 三井所尊春 /佐賀

峰竜太&岡崎恭裕 来たる!!

2月9日(木)から始まる「新東通信杯」は4日間の短期決戦。一戦たりとも疎かにできない緊張感が味わえるシリーズです。
その中心は、峰竜太選手と岡崎恭裕選手。記念常連のふたりです。

年間勝率8.07をマークし、2016年の「最高勝率選手」に輝いた峰竜太選手は、昨年優勝7回と奪取。ファンの期待にしっかり応えてきました。
試行錯誤のすえ、自らの調整法を編み出し的確にモーターの力を引き出すのが峰選手。機力劣勢という状況はほぼありえないと考えて構いません。加えて、ボートレース界随一のスピードターンという武器もあり、枠番に関係なく舟券の絶対軸になる存在です。優勝候補筆頭にほかなりません。

福岡の岡崎恭裕もシリーズの大看板。優勝5回の昨年は賞金ランキングも14位と健闘が光りました。さらに、浜名湖は2010年のSGオールスターで優勝した思い出の水面。
内枠時の安定感と、外枠時の意外性の両面で楽しめるテクニカルなレーサーは、その外見とは異なる「内なる闘志」に見るべきものがあります。必ずや、優勝戦線の中軸となるでしょう。

この両雄に次ぐのは、三井所尊春選手。昨年V3、今年も唐津の正月レースで優勝を飾っており堅調です。近況も勝率7.58、3連対率82.2%と確実さが目立つ三井所選手…。外連味のないハツラツとした競走にファンの視線が注がれることでしょう。

また、昨年12月に蒲郡で優勝した今井貴士選手も近況7点台の勝率とするなどリズムアップしています。自在派の代表格ともいえるコース不問の戦いを考えた時、外枠時はアタマと言わず2着・3着候補という作戦も一考。連絡み対象として大いに期待できます。

また、連絡み候補として山口裕二選手もピックアップ。1着回数と2着回数がほぼ同数という特徴ある数字を残しているからです。前期は1着37回に対し、2着36回。今期はここまで1着23回、2着は22回…。つまり粘りがあり、着取りがうまいことを示すデータです。コース次第で2着受けしたい選手です。

そして最後に地元勢…。
芹澤克彦選手と吉村誠選手も注目ですが、御大・金子良昭選手に期待します。現在A2としているものの、近況3ケ月は6.27。A1クラスの成績を残しているからです。ベテランが経験値と技を駆使し、地元スロー水域を中心に活躍しそうです。

2月9日(木)から12日(日)まで開催のボートレース浜名湖の「新東通信杯」にご期待ください。

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