レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2016年11月8日(火)・9日(水)・10日(木)・11日(金)・12日(土)・13日(日)・14日(月)
  • 一般 匠シリーズ第7戦 ニッカン・コム杯

    • 服部幸男
    • 3422
    • 服部幸男 /静岡
    • 石川真二
    • 3473
    • 石川真二 /福岡
    • 鈴木博
    • 3412
    • 鈴木博 /埼玉

人気の「匠シリーズ」が浜名湖に! 大看板・服部幸男が登場!!

年間10戦にわたって行なわれる『匠シリーズ』は、45歳以上のベテラン限定の特別シリーズ。48歳以上を条件とする『マスターズチャンピオン』とほぼ同世代が、技と個性と経験値を競い合います。

今回は第7戦。地元の大看板・服部幸男選手が登場します。
浜名湖を代表するレーサーであるのは云うに及ばず、ボートレース界の大黒柱ともいえる服部幸男選手の魅力は、精神性。サムライの雰囲気をもつ男らしい人物です。
自分ではいかんともしがたい事柄に対しても動揺することなく最善を尽くそうとする姿勢に、ファンをはじめ選手からも羨望の眼差し…。人間力で勝ります。
今年4月の芦屋をはじめ、浜名湖(6月)・徳山(9月)で優勝を飾っており、来期適用勝率も7.02と堅調です。
そんな服部選手の競走の特徴が表れるのが4コース。舟足と戦法がリンクします。モーターが出ていればマクリやマクリ差し、普通以下ならば最内差し濃厚…。展開に関係するだけに押さえておきたいものです。

遠征勢では石川真二選手。昨年はV2でしたが、今年はV4。7月の住之江優勝は、『匠シリーズ』でした。
果敢なコース取りをはじめ、ゴールまであきらめない粘りある競走スタイルが、1着率36.0%、2連対率58.5%、3連対率75.0%という信頼に足る成績につながっています。
浜名湖は過去V6としている石川選手がファイナリストになる確率は高いでしょう。

この両雄に次ぐのが鈴木博選手。江戸川(5月)・宮島(9月)・多摩川(10月)で優勝。確実にチャンスをモノにしてきています。
戦法は攻めが基本。スタートで優位に立ち主導権を握ります。展開を作ることが多いだけに、要注意です。

そのほか…
浜名湖は過去15回の優勝。2009年以来の地元Vに燃える『名人』金子良昭選手
今年2月の浜名湖で優勝し相性も良好。匠シリーズでの活躍が光る山一鉄也選手
常に心身を鍛え抜き、常在戦場のレースに備えている徳島の大黒柱・濱村芳宏選手
現モーター導入以降、本来の力が発揮され6点台半ばの勝率をもつ生方厚成選手
しぶとさと意外性を併せもつ佐賀の中核・渡邊伸太郎選手
そして、ボートレース界、現在最年長の69歳。青春の輝きを今なお忘れない高塚清一選手
など、多士済々です。

11月8日(火)から13日(日)まで開催の浜名湖『匠シリーズ第7戦 ニッカン・コム杯』にご期待ください。

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