レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2021年3月12日(金)・13日(土)・14日(日)・15日(月)・16日(火)
  • 一般 薄暮だョ!第3回B級名人大集合マクール杯

    • 服部幸男
    • 3422
    • 服部幸男 /静岡
    • 高塚清一
    • 2014
    • 高塚清一 /静岡
    • 中里英夫
    • 3406
    • 中里英夫 /群馬

服部幸男が絶対的主役!

「薄暮だョ!第3回B級名人大集合マクール杯」は3月12日(金)から16日(火)までの5日間開催。B級レーサーとて歴戦の雄が勢ぞろいするシリーズだけに見どころ満載です。

その絶対的な中心は服部幸男選手。今年早くもV2としています。
2月7日の蒲郡はオール3連対でイン逃げ優勝。続く浜名湖の東海地区選手権では、4コースからまくり差しで栄冠を手にしました。
その後の多摩川は結果を出せませんでしたが、この「薄暮だョ!第3回B級名人大集合マクール杯」で今年3回目の優勝を果たしてほしいと、多くのファンが期待することでしょう。
昨年11月以降の新期適用勝率を6.28としてA1復帰も視野に入れている「御大」服部幸男選手の一挙手一投足に注目が集まります。

そんな服部幸男選手に次いで関心を集めるのが…
最年長レーサー高塚清一選手と群馬のベテラン中里英夫のふたりでしょう。

最年長レーサーの高塚清一選手は現在74歳。周囲の誰もが認める努力家は、ピットで休むことがないばかりか、心身の鍛錬にも余念ありません。
「自分はやることがないから…」と笑って話しますが、正真正銘のボートレース好きであることは論を待つ必要なし。鍛え上げられた体躯から繰り出されるターンにはスピードもあり、センター戦の勝利に持ち味がいまなお発揮されています。近況4.41の勝率はダテではありません。

一方、中里英夫選手の来期適用勝率は5.92。A級復帰を完全に射程圏内に入れています。
そもそも、硬軟織り交ぜ自在に立ち回るタイプだけに、舟券作戦に欠かせない存在です。
豊富な経験値を活かし外連味なく戦うことでしょう。

そのほか…
62歳となった今も、力みのない勝負師の風格を漂わせる富山弘幸選手

どのレース場でも舟足を戦えるレベルに仕上げてくる内山文典選手

高い集中力を駆使し勝つことに専心する古場輝義選手

66歳とは思えない若々しい姿と同様、レースも闊達な藤井定美選手

71歳と高塚選手に次ぐ年齢となった今も、強烈な闘争心を発揮する高橋二朗選手

出走回数の関係で低迷しているようにみえるものの、実力は上位。昨年V2としている長岡茂一選手

かつてSG戦線で活躍するなど実力派の中村裕将選手など、メンバーは多士済々です。

3月12日(金)から16日(火)までの5日間「薄暮だョ!第3回B級名人大集合マクール杯」にご期待ください。

(文中データは3月6日時点のものです)

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