BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:仲口博崇
    3554
    仲口博崇
    /愛知
  • 画像:桑島和宏
    4379
    桑島和宏
    /東京
  • 画像:藤田靖弘
    4376
    藤田靖弘
    /静岡

浜名湖好例の対抗戦!好メンバーが浜名湖に終結!!

地区対抗第1戦は、4月7日(金)から10日(月)までの4日間開催。今回は「東海VS関東 中日新聞東海本社杯」です。群雄割拠の東海勢と底力のある関東勢の激突は見どころ満載です。

関東勢を迎え撃つ東海勢の中心は、仲口博崇&杉山裕也の愛知2選手と地元の藤田靖弘選手。優勝戦線の中核を成すことでしょう。
昨年V6の仲口博崇選手は記念制覇を含め浜名湖好相性。昨12月にも優勝を飾っています。今も『韋駄天』の名に違わないスピード感あふれるレースを披露。今年初Vの可能性を大いに秘めています。

同じ愛知の杉山裕也選手は近況勝率6.88と安定感抜群。行き足を高水準に仕上げ快速レースで混戦を抜け出してきます。広い水面を滑走するシーンが随所で見られそうです。

また、地元の藤田靖弘選手は粘りで勝負するタイプ。1着から3着まで回数はほぼ横並びですが、それはレースが巧いから…。混戦に強いからこそ着を守り、大敗が少ないタイプです。今回は、勝手知ったる浜名湖水面をフルに使いきり連に絡んでくることでしょう。

一方、関東勢はA2ながら近況絶好調の桑原和宏選手がメイン。これに実力派の柴田光選手と浅見昌克選手が続きます。
関東筆頭格の桑原和宏選手は、昨年11月から4月はじめまでの勝率が7.02。参戦メンバー中トップです。
モーター調整力にスタート力が加味されることで主導権を握ることができているのがここ1年あまりのレース。先頭ゴールを獲りにいく強気の姿勢を信じ、舟券勝負したいものです。

また、柴田光選手は言わずもがな。精緻な整備・調整能力があるだけにレーステクニックをあますところなく発揮できます。舟券から外せない選手です。
さらに、今年すでに三国と児島で優勝、V2としている浅見昌克選手にも注目。東海地区は参戦も多く、成績もいいだけに期待しない訳にはいきません。

このほか…
静岡の屋台骨として存在感抜群。派手さよりも質実剛健ぶりが見ものの石田章央選手
その戦法に多くのファンが共感。ほんもののサムライの香り漂う阿波勝哉選手
コース取りから意外性を発揮。混戦の渦中に飛び込むからこそ舟券購入意欲がそそる間嶋仁志選手
記念レースで育まれた闘志と感性は秀逸。テクニックがレースとマッチするとき、大きな水上ドラマを演出する村田修次選手…など多士済々。
4月7日(金)~10日(月)開催の「地区対抗第1戦! 東海VS関東 中日新聞東海本社杯」にご期待ください。