BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:徳増秀樹
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    徳増秀樹
    /静岡
  • 画像:西村拓也
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    西村拓也
    /大阪
  • 画像:大豆生田蒼
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    大豆生田蒼
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シリーズ大看板の徳増秀樹選手を軸に激戦必至!

「静岡朝日テレビ サンライズカップ」は10月23日(水)から27日(日)まで開催される男女混合戦。
秋を彩るシリーズの優勝候補筆頭格は、徳増秀樹・篠崎仁志・西村拓也・小坂尚哉の4選手。実力を遺憾なく発揮し主導権を握ることになりそうです。

中でも大看板として期待されるのが徳増秀樹選手。G1浜名湖賞をはじめ地元優勝は25回と圧倒的。24場制覇の猛者は、2020年6月の宮島グランドチャンピオン優勝のSGタイトルホルダー。通算1着回数も2407を数えています。

この徳増選手に迫るのが篠崎仁志選手。今年は若松一般戦(2月)、福岡タイトル戦(4月)、芦屋一般戦(5月)、福岡タイトル戦(8月)で優勝。賞金ランキングこそ100位前後ですが、実力は折り紙付き。持ち前の力感あるスピード戦で他を圧倒することでしょう。

また、西村拓也選手は来年1月からの新期適用勝率を7.09とし、参戦メンバートップ。その3連対率は74.7%に及びます。
平均コンマ13の安定したスタートから自在に舞う雄姿が堪能できます。

そしてもう一人が、レース巧者の小坂尚哉選手。来期適用勝率は西村選手に迫る7.03。3連対率は西村選手を上回る76.7%と驚異的です。置きにいかない鋭発スリットと一瞬の判断力を武器に上位に進出する舟券作戦の味方です。

一方、女子6選手の顔として注目されるのが参戦女子唯一のA1レーサー大豆生田蒼選手。来期適用勝率は6.00ですが、道中のしぶとさは秀逸。混戦でこそ力を発揮するタイプです。2018年6月のヴィーナスシリーズ以来の浜名湖Vを狙います。

また、女子ベテランの谷川里江選手は1994年のレディースチャンピオンを含め浜名湖はV7。ドル箱水面でどんなレースをするのか気になります。

このほか、来期適用勝率6.46は参戦メンバー4番目。初めてのA1昇格をほぼ手にしている兵庫支部の113期生、柳内敬太選手

現在A2ながら来期適用勝率を6.55まで上げA1復帰に当確ランプを灯している森永淳選手

直近の想定A1ボーダーが6.16前後であることを考えると、A1勝負駆けとなる秦英悟選手(現6.23)、宇佐見淳選手(現6.16)、渡辺真至選手(6.15)などの動向からも目が離せません。

10月23日(水)から27日(日)まで開催される男女混合戦「静岡朝日テレビ サンライズカップ」にご期待ください。
(文中データは10月16日時点)