BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:吉田凌太朗
    4903
    吉田凌太朗
    /愛知
  • 画像:前田滉
    5068
    前田滉
    /愛知
  • 画像:佐藤旭
    4273
    佐藤旭
    /静岡

オールB級といえども勢いあるメンバーが多数!

ボートレース蒲郡では2月5日(月)から10日(土)まで東海地区選手権競走が開催されますが、その「裏開催」が7日(水)にスタートする「オールB級東海地区選手権 公営レーシングプレス杯」。12日(月)まで浜名湖でも「東海決戦」が展開されます。

このシリーズの面白さは、経験豊かなベテランからデビュー間もないルーキー世代まで幅広い年代が集うこと。さらに、A級昇格が視野に入る上昇選手が複数いることがポイントです。

参戦メンバーの中で、昨年11月から今年4月で集計される2024年後期適用勝率(2024年1月29日現在)上位は次の10選手です。(2024年前期のA1ボーダーは6.17、A2は5.42)

吉田凌太朗 選手 7.61
前田  滉 選手 6.84
松浦 博人 選手 5.72
佐藤  旭 選手 5.69
南  佑典 選手 5.62
牧原  崇 選手 5.38
幸田 智裕 選手 5.38
畑  竜生 選手 5.37
石塚 裕介 選手 5.35
大谷 直弘 選手 5.33

吉田凌太朗選手と前田滉選手のふたりは来期勝率が高いだけでなく、ともに2023年1月以降V2。両者ともコース不問であることも覚えておきたいものです。(2023年1年間の実績)
さらに、吉田凌太朗選手は昨年5月の浜名湖一般戦でも優勝しており相性はバツグンです。

1コース1着率 吉田選手62.1% 前田選手61.5%
2コース1着率 吉田選手21.4% 前田選手25.0%
3コース1着率 吉田選手25.8% 前田選手27.2%
4コース1着率 吉田選手25.9% 前田選手20.8%
5コース1着率 吉田選手14.2% 前田選手17.6%
6コース1着率 吉田選手3.2% 前田選手0.0%

この両者を追うのが、20期ぶりのA級復活がかかる地元の佐藤旭選手。まくり差しを得意とするだけあり、3コースと5コースで結果を残しています。

その他
この3月7日に誕生日を迎えると、77歳の喜寿となるボートレース界の至宝・高塚清一選手

躍進著しい石原翼選手の背中を追って成長している兄で後輩の石原光選手

レースさばきで勝る三重支部の南佑典選手など多士済々です。

2月7日(水)から12日(月)までの開催、「オールB級東海地区選手権 公営レーシングプレス杯」にご期待ください。
(データは1月29日時点)