BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:深谷知博
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    深谷知博
    /静岡
  • 画像:菊地孝平
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    菊地孝平
    /静岡
  • 画像:徳増秀樹
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    徳増秀樹
    /静岡

グランプリシリーズ戦を制した深谷知博が優勝候補筆頭!

浜名湖好例の「静岡新聞社・静岡放送 NewYear’sCup」は12月29日(金)から1月3日(水)までの男女混合戦。静岡支部が誇る精鋭が力を注ぎます。

今や「ボートレース王国」といえるほどのタレント揃いの中で、絶対的な中心軸は住之江のグランプリシリーズ戦を制した深谷知博選手。グランプリは選出14位でエントリーされましたが、トライアルセカンドに進むことができずシリーズ戦に…。しかし、落胆することなく整備とプロペラ調整によってモーターは激変。ダービー(2020年大村)・チャレンジカップ(2022年鳴門)に続く、3つ目のSGタイトルを手にしました。逆境を跳ね返した強さは本物。当然シリーズリーダー候補筆頭です。

また、11月の徳山70周年記念で優勝。三国チャレンジカップではファイナル進出はなりませんでしたが、特別選抜B戦で勝利しグランプリに18位で滑り込んだ菊地孝平選手も優勝候補筆頭格。なかなか結果に結びつかない状況下にあって、たゆまぬ努力がメンタルの安定と粘りにつながったことは明確。そのカタチのひとつが、2024年前期勝率7.70。参戦メンバートップの成績です。

さらに、2月の東海地区選手権競走を含め今年V6としている徳増秀樹選手も人気の中核です。「濃くいく」スタイルで浜名湖26回目の優勝に邁進することでしょう。

そのほか…

浜名湖はV40。近況、まくり勝負が増えレースに力感が増している服部幸男選手

2024年前期勝率は7.23。2023年はV4とするなど安定した強さをみせている谷野錬志選手

2024年前期、勝率6.78で初のA1昇格となったばかりか、2023年は直近の常滑を含めV3としている石原翼選手

2024年前期、勝率5.65をマークし初のA2に昇格。躍進が期待される刑部亜里紗選手など好メンバー揃いです。

12月29日(金)から1月3日(水)まで開催となる「静岡新聞社・静岡放送 NewYear’sCup」にご期待ください。
(文中データは12月24日時点のものです)