BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:山崎郡
    4760
    山崎郡
    /大阪
  • 画像:平川香織
    5045
    平川香織
    /埼玉
  • 画像:久田敏之
    4188
    久田敏之
    /群馬

見どころ満載の男女混合戦に注目!

「オレンジリボン運動支援競走 中京スポーツもみじ杯」は12月6日(水)から11日(月)まで開催の男女混合戦。師走の浜名湖を43名が彩ります。

その中心は山崎郡・久田敏之・江口晃生・河村了・本多宏和・杉山貴博の6選手。優勝戦線の中軸を成すことでしょう。さらに、女子では平川香織選手と山田理央選手が注目です。

中でも山崎郡選手は、2024年前期適用勝率を7.40としており参戦メンバートップ。期間中137走して1着回数は53と、38.7%の1着率を誇ります。
2023年は4月の住之江を皮切りに、浜名湖(6月)・下関(7月)・蒲郡(10月)で優勝していますが、特に6月の浜名湖はオール3連対、中盤から8連勝と圧巻の走りをみせつけました。

また、久田敏之選手の来期適用勝率は7.35。優勝回数も4回(1月桐生・4月芦屋・6月下関・8月住之江)と、山崎郡選手と同格の活躍ぶりをみせています。
平均スタートタイミングコンマ12という先行力を駆使し、常にレースの主導権を握るだけに初戦から注視したいものです。

さらに38年連続で最上位級(A級またはA1級)をキープしている大ベテランの江口晃生選手の存在感は絶大なものがあります。16期連続で勝率7点超えをマークしている真の実力派は、今年2月の戸田をはじめ、住之江(6月)と桐生(11月)でも優勝。コース取りを含めレースを動かす戦いぶりがファン関心の的となります。

一方、女子筆頭格は平川香織選手。来期勝率5.70で2期連続A2をキープを決めています。スピードと安定感を両立し連に絡んでくるのは師匠の桐生順平選手の薫陶によるもの。勢いある競走で男子レーサーをも押さえ込むことでしょう。

また、近況一気に成績を伸ばしているのが香川支部の山田理央選手。大きく鋭いハンドルワークで一気に舟を向け接戦を制してきます。次代の女子の中心レーサーとなること請け合いです。

そのほか…
今年はここまでV2。来期適用勝率を6.94としている愛知支部の精鋭・河村了選手

同じく愛知支部の中堅として堅実に戦うA1レーサー・本多宏和選手

来期6.59で3期ぶりのA1復帰を決めている杉山貴博選手など好メンバー揃いです。

12月6日(水)から11日(月)まで開催される男女混合戦「オレンジリボン運動支援競走 中京スポーツもみじ杯」にご期待ください。
(文中データは11月27日時点のものです)