BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:池田浩二
    3941
    池田浩二
    /愛知
  • 画像:服部幸男
    3422
    服部幸男
    /静岡
  • 画像:今井貴士
    4287
    今井貴士
    /福岡

池田浩二&服部幸男のグランプリレーサーが参戦!

日本財団会長杯は10月7日(土)から11日(水)までの開催。養成所51期生から132期生まで幅広いメンバー構成で競われます。

その絶対的中軸は、池田浩二&服部幸男の2選手。ボートレース界を牽引するSGグランプリレーサーの存在が戦いを熱くします。

中でも、賞金ランキング8位につけている池田浩二選手は優勝候補筆頭。今年はとこなめの正月シリーズを皮切りにV4としています。その端正な佇まいとキレイに勝つスタイルにファンの共感が集まっているのは、2023オールスターファン投票1位で証明済み。力みを感じさせないスピードターンで他艇を置き去りにすることでしょう。

また、地元浜名湖V38の服部幸男選手は7月に津と徳山で連続優勝。堅調な戦いを演じ続けています。状況に動じない姿勢はプロセスを重んじる考え方に裏付けされており、結果にとらわれないからこその強さを有しています。

この両雄を追う一人が登録番号5017、121期生の澤田尚也選手。滋賀支部の次なる勢力として売り出し中の若武者は、今年4月の浜名湖一般戦で3コースからまくり差しを決め優勝しています。攻守のバランスがよくコース不問であることは多くのファンの記憶に刻まれており、このシリーズでも人気の一角となること請け合いです。

そのほか…

若松のマスターズリーグでフライングを切ったものの快速ターンは健在。浜名湖V12 の佐々木康幸選手

その若松マスターズリーグで準優進出。外連味のないレーススタイルでしぶとく戦う大場敏選手

同様に若松マスターズリーグで全速戦を繰り出すなど若々しいレースぶりを発揮した大澤普司選手

今年は、鳴門(2月)・津(5月)・大村(6月)で優勝。復調を印象づけている今井貴士選手

直前の鳴門一般戦でインから逃げ今年2回目の優勝を飾るなど、復調ムードの君島秀三選手など多士済々です。

10月7日(土)から11日(水)まで開催される日本財団会長杯にご期待ください。
(文中データは10月2日時点のものです)