BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:岩瀬裕亮
    4604
    岩瀬裕亮
    /愛知
  • 画像:若林将
    4335
    若林将
    /東京
  • 画像:野口勝弘
    4516
    野口勝弘
    /愛知

記念レーサー岩瀬裕亮をシリーズの中核とする男女混合戦

「中日スポーツシルバーカップ」は6月22日(木)から26日(月)までの5日間開催。総勢43名中、女子7名が参戦する男女混合戦です。

そのシリーズの中心は岩瀬裕亮・若林将・野口勝弘の3選手。いずれも2023年に入ってから優勝歴があり、勝率もトップ3のメンバーです。

中でも岩瀬裕亮選手は絶対的な存在。2023年の勝率が7.43にのぼるばかりか、V3(1月蒲郡・1月常滑・5月常滑)としています。加えて1着率は34.3%と3回に1回は先頭ゴールを果たす存在。枠番に関係なく舟券作戦の中軸となることは間違いありません。

また、6.76の勝率をマークし、今年1月に蒲郡で優勝している若林将選手も1着率が30%を超えており勝ち切るスタイルでファンを魅了しています。その背景にあるのはスタート力。平均コンマ12もさることながら、スタート順2.4は圧巻。スリットで常に艇団の前にいることを示す数字です。

さらに、A2級ながら年間勝率6.34の野口勝弘選手は、5月に津で優勝しており堅調。
3連対率は67.2%もあり、その連絡み率を舟券作戦に反映してもいいでしょう。

そして、女子選手ではベテランの中里優子選手が実力筆頭。全速スタートから果敢に攻める戦法は変わっておらず波乱を演出する可能性大です。

そのほか…
地元静岡の顔として、地の利を生かし勝利を目指す石田章央選手と大橋純一郎選手

2020年の津・マスターズチャンピオン覇者として、高いレーステクニックを駆使する村田修次選手

粘りあるしぶといレースで混戦を抜け出してくる愛知の天野晶夫選手

問答無用のコース取りで展開予想の絶対軸となる西田靖選手

果敢にコースを奪取するだけでなく、時に柔軟な戦法を見せることもある間嶋仁志選手など多士済々です。

6月22日(木)から26日(月)までの5日間「中日スポーツシルバーカップ」にご期待ください。
(文中データは6月15日時点のものです)