BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:濱崎直矢
    4230
    濱崎直矢
    /埼玉
  • 画像:佐藤翼
    4573
    佐藤翼
    /埼玉
  • 画像:豊田健士郎
    4856
    豊田健士郎
    /三重

好メンバー揃いの男女混合戦は激戦必至!

「中日スポーツ ゴールドカップ」は1月25日(水)から29日(日)まで開催の男女混合戦。好メンバー揃いの魅力あふれる大会です。

その中心は、濱崎直矢・佐藤翼・豊田健士郎・那須啓太・藤岡俊介の遠征勢5名と山田雄太&金子萌の地元両者。優勝戦線は大混戦となりそうです。

優勝候補筆頭は昨年V6とし、今年3月の平和島ボートレースクラシックでSG初出場を決めている濱崎直矢。その豊かな決定力を浜名湖水面で披露することになります。
その凄味は1着率。1コースの77.7%をはじめ、2コース24.3%、3コース41.4%、4コース25.0%、5コース19.1%、6コース2.7%と驚異的な数値を叩き出しています。とりわけ攻め手となる3コースは展開の基軸として考えていいでしょう。浜名湖は過去3回優勝しているなど実績水面なだけに期待されます。

また、同じく埼玉支部の佐藤翼選手もシリーズの看板。ここ1年ほどで6.97の勝率をマークするなど堅調です。
昨年は優勝1回止まりでしたが、1艇身のスタートから自在なさばきで混戦を抜け出すレースに安定感があります。

さらに、三重の豊田健士郎選手にも注目。この1年間の3連対率がなんと69%近くあるのです。そのうち1着率は27.1%。つまり舟券に主軸として貢献できるレーサーです。
ここ数年、「型にはまらずいろいろなことに挑戦していくことで地力をつけたい」と語っていますが、その成果が随所でみられることでしょう。

そのほか…
昨年は、からつ(3月)、徳山(8月)、児島(10月)で優勝。攻め基本ながら柔軟な対応にも長けている那須啓太選手

豊田健士郎選手をしのぐ28.4%の1着率を誇りつつ、取りこぼしの少ない競走でファンの期待に応え続けている藤岡俊介選手

来期は7期ぶりに「A1に上がりたい」と宣言する1000勝レーサー山田雄太選手と、昨年江戸川(4月)と常滑(5月)で優勝した金子萌選手の地元両者

参戦女子レーサーの代表として男性陣相手に健闘誓う松瀬弘美選手や喜多那由夏選手・大石真央選手

さらに息子風葵選手の活躍が刺激になっている大澤普司選手などメンバーは実に多彩です。

1月25日(水)から29日(日)まで開催される「中日スポーツ ゴールドカップ」にご期待ください。
(文中データは1月20日時点のものです)