BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:守田俊介
    3721
    守田俊介
    /滋賀
  • 画像:笠原亮
    4019
    笠原亮
    /静岡
  • 画像:石川真二
    3473
    石川真二
    /福岡

記念舞台で実績残す強豪メンバーが浜名湖に集結!

「サンケイスポーツ杯」は4月7日(木)から12日(火)までの開催。記念戦線で結果を残している強豪揃いのシリーズです。

その中心は守田俊介・笠原亮・石川真二・服部幸男・林美憲の5選手。大会の中軸となるでしょう。

中でも守田俊介選手は優勝候補筆頭。あらゆる面で一歩リードしています。
例えば、来期適用勝利は参戦メンバートップの7.58をマーク、今年は福岡(1月)・住之江(2月)・蒲郡(3月)で優勝するなど堅調です。
また、浜名湖は通算V9とドル箱水面。とりわけ2015年のボートレースダービー優勝は記録と記憶に残る大会となりました。
浜名湖では行き足が快速に仕上がった時、連戦連勝とする確率が高いだけに走り出しから注目です。

また、昨年11月3日に奇跡のカムバック優勝を果たした笠原亮選手も優勝候補に他なりません。
来期適用勝率は7.42。今年はまだ優勝こそありませんが、81.9%という高い3連対率を誇っています。
持ち味である高速ターンを繰り出し、浜名湖水面を滑走することでしょう。

そして、昨年122勝を挙げ最多勝利選手に輝いた石川真二選手からも目が離せません。相手不問でコースを取り切り、スロー水域から加速感あふれるスタートを繰り出します。近況の1着率35.4%を信頼して舟券勝負したいものです。

さらに、地元の御大・服部幸男選手が威風堂々の構えを見せることでしょう。
浜名湖の通算優勝回数は36回。圧倒的な存在感を誇ります。
現在A2級に甘んじていますが、来期A1復帰をほぼ確実視できる6.74をマーク。モーターを快速に仕上げた時のセンターまくりは圧巻。機力と合わせて注視したいものです。

さらに、7.35の近況勝率を誇る林美憲選手もV候補の一角。昨年はV6とし大いに活躍しました。今年はまだ優勝がありませんが、鋭いスタートから他艇に先んじるスタイルは不変です。

そのほか…
55歳になった現在も記念戦線で活躍。確かな実力をアピールする大場敏選手

今年は3月に平和島で優勝。マスターズ世代に入りなお感性と技を融合させる名人・村田修次選手

持ち味であるスピード戦を磨き、記念レースでも活躍するA1レーサー山本英志選手

型にはまらないバランスのいいレースで魅せる廣瀬将亨選手

三重支部期待のホープ平田健之佑選手など多士済々です。

4月7日(木)初日の「サンケイスポーツ杯」にどうぞご期待ください。
(文中データは4月1日現在)