レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2021年9月18日(土)・19日(日)・20日(月)・21日(火)・22日(水)・23日(木)
  • 一般 SUZUKIスピードカップ

    • 服部幸男
    • 3422
    • 服部幸男 /静岡
    • 柳沢一
    • 4074
    • 柳沢一 /愛知
    • 大澤普司
    • 3740
    • 大澤普司 /群馬

服部幸男中心もツワモノ揃いのシリーズ!

浜名湖恒例のSUZUKIスピードカップは9月18日(土)から23日(木)までの6日間開催。経験豊富なベテランから若手まで幅広いメンバーがしのぎを削ります。

その中心は服部幸男選手。優勝候補筆頭であり地元V36の地元御大です。
5月以降の来期適用勝率は5.89ですが、2月には蒲郡と浜名湖で優勝。存在感を示しています。人気に応えんと奮闘することでしょう。
むろんA1キープの可能性は十分。この浜名湖を含め、期末の10月31日まで4節あまりレースがあります。浮上を信じるファンとともにベストを尽くします。

この服部幸男選手を追うグループは強豪揃い。SGウイナーの柳沢一選手を筆頭に、大澤普司・重野哲之・鶴本崇文・河村了など多士済々です。

5月以降の勝率を6.71としている柳沢一選手の特徴は、攻めを基本とした自在戦。とりわけセンター戦で威力あるターンを繰り出します。加えて、浜名湖は2017年の周年記念Vの好相性水面。持ち前のスタート力を駆使し、他にスキを与えないレースで主導権を握りそうです。

また、近況大躍進中のベテラン、大澤普司選手からも目が離せません。
今年は桐生(1月)・平和島(4月)・戸田(6月)で優勝を飾っており、勝率も6.72で参戦メンバートップです。その3連対率72.0%は舟券貢献度を示すもの。枠番不問でレースの軸にすえていいでしょう。

さらに、静岡が誇る記念レーサー重野哲之選手は近況6.50の勝率をマークしており堅調。かつての強気一辺倒なレースから柔軟性のある戦いぶりが功を奏し、2連対率も50%に上がるなど、安定感が増しています。

そのほか…
大阪の第2グループともいえる存在は、柔らかみのあるレースで混戦を抜け出してくる戦いぶりに魅力。2018年12月以来2回目の浜名湖Vを狙う鶴本崇文選手

夏場に「ファンの皆さんに申し訳ない」と語るなど、レース内容に課題を見出しながらも、自己改革に挑戦中。その意欲に共感が集まる河村了選手など、実に厚みあるメンバー構成です。

9月18日(土)から23日(木)までの6日間開催。浜名湖恒例のSUZUKIスピードカップにご期待ください。
(文中データは9月13日時点のものです)

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