BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:大場敏
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    大場敏
    /静岡
  • 画像:谷野錬志
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    谷野錬志
    /静岡
  • 画像:谷村一哉
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    谷村一哉
    /山口

地元の大場敏&谷野錬志に遠征勢が挑むシリーズか?!

晩秋を彩る『中京スポーツもみじ杯』は11月30日(土)から12月4日(水)までの5日間開催。ベテランからデビュー期の若手まで幅広いメンバー構成ゆえ、見どころ満載です。

その中心は大場敏&谷野錬志の地元2選手。圧倒的な存在感でシリーズをけん引していくことでしょう。

なかでも、マスターズ世代の中核でもある大場敏選手の安定感は抜群。1月のとこなめを皮切りに3月の下関、6月の江戸川マスターズリーグと優勝を飾るなど実績は十二分です。浜名湖14回目の優勝でさらにリズムアップし、令和元年を締めくくる可能性は小さくありません。

また、多摩川(4月)・桐生(8月)・蒲郡(9月)で優勝している谷野錬志選手もV候補のひとり。27.4%に及ぶ1着率が示すように、勝ち切るレーススタイルが身についており、センター戦の攻撃力も大いに増しています。浜名湖3回目、7年9ケ月ぶりの栄冠を多くの地元ファンが待ち望んでいます。

一方、遠征勢では谷村一哉選手が筆頭格。記念戦線で鍛えたレース展開力を駆使し、外連味なく混戦をさばきあがってきますが、特に注目はセンター戦。受け身で展開をとらえるのではなく、自力で展開をつくる力強さがあるだけに、波乱を誘発することも多数。アタマを取りに姿勢を目の当たりにできる浜名湖の戦いとなります。

そのほか…
谷村一哉選手と同県で、近況なんと39.5%の1着率。2連対率が60%を上回る竹田辰也選手

大場選手同様ベテラン力は秀逸。常滑(1月)・尼崎(3月)・大村(11月)で優勝している芝田浩治選手

春先から夏にかけてはやや低調だったものの、秋口に入ってブレークの傾向。10月の平和島・11月の津の優勝で勢いづく大池佑来選手

香川の隠れたエース的存在であることは知る人ぞ知るところ。来期適用勝率6.86としてリズム堅調の中田元泰選手

その香川支部の支部長であり、若手の模範として率先行動。今年V2のベテラン三嶌誠司選手

お隣愛知のレース巧者として注目される天野晶夫選手と大谷直弘選手

マスターズリーグ世代に入りながら、レースの基本はスピード戦。全速ターンが持ち味の河合三弘選手など、多士済々です。

11月30日(土)から12月4日(水)までの5日間開催『中京スポーツもみじ杯』にご期待ください。
(文中データは2019年11月24日時点のものです)