BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:長嶋万記
    4190
    長嶋万記
    /静岡
  • 画像:寺田千恵
    3435
    寺田千恵
    /岡山
  • 画像:香川素子
    3900
    香川素子
    /滋賀

粒揃いのシリーズながら、主演は地元の長嶋万記選手!

オレンジリボン運動支援競走 GⅢオールレディース HamaZoカップは9月24日(火)から29日(日)までの6日間開催。浜名湖に女流レーサーの花が咲き誇ります。
その中心は長嶋万記・寺田千恵・香川素子の3選手。優勝戦線を形づくることになるでしょう。

中でも、長嶋万記選手は別格。浜名湖は過去V2ながら、練習を重ねに重ねた地元水面。負けるわけにはいきません。社会貢献活動を積むなかで「より責任を感じるようになりました」と語る長嶋選手は、体幹を鍛えることでよりよい乗艇の在り方を研究するほど。向上心は尽きることがありません。今年初Vにかけます。

また、ベテランの寺田千恵選手は長期にわたり好調。堅実に結果を残しています。ここまで優勝3回としている2019年。いずれも栄冠はオールレディース。住之江(2月)、児島(3月)、下関(5月)で勝っており、女子賞金ランキングも6位圏内。浜名湖は過去優勝歴がないだけに、かえって期待が高まります。

そしてもう一人は香川素子選手。一時リズムに乗り切れない時期もありましたが、完全復活。現在A2ながら、5月以降の勝率は7.03。さらに今年は7月に芦屋一般戦に続き9月には丸亀オールレディースで優勝。結果を残しています。元来、的確なスタートと思い切りのいいさばきで戦ってきただけに、混戦に強いのが特徴。浜名湖初Vに挑みます。

そのほか…
浜名湖は1997年のレディースチャンピオンを含めてV7のドル箱水面。いまなお若々しく戦う谷川里江選手

昨年の桐生・レディースチャンピオンを制している女子第一人者の山川美由紀選手

8月に若松で優勝。豊富な経験値をもとに的確な調整を施し巧みにレースする海野ゆかり選手

現在A2ながら6.54の勝率をマーク中。A1復帰が確実視されている大瀧明日香選手

調整能力は男子顔負け。絶対と言っていいほど機力をアップさせ勝負できる水準をキープする中谷朋子選手などメンバーはまさに百花繚乱です。

9月24日(火)から29日(日)までの6日間開催、オレンジリボン運動支援競走 GⅢオールレディース HamaZoカップにどうぞご期待ください。