BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:木下翔太
    4659
    木下翔太
    /大阪
  • 画像:黒井達矢
    4528
    黒井達矢
    /埼玉
  • 画像:西村拓也
    4397
    西村拓也
    /大阪

木下翔太&黒井達矢の近畿・関東の両雄が並び立つ!

『ボートレースチケットショップ玉川 21周年記念 Wave21杯』は8月24日(土)から28日(水)までの5日間開催。活きのいい中堅・若手が揃う好シリーズです。

その中心中の中心が木下翔太選手。大看板に他なりません。今年は、桐生(2月)・三国(4月)・びわこイースタンヤング(7月)・三国(8月)で優勝。安定感が一気に上がっています。ターンのスピードとキレが何よりの持ち味で、鋭く混戦を抜け出してくるのが木下流。昨年の浜名湖ヤングダービーでは優勝戦5着。そのリベンジを果たせば浜名湖初Vとなります。期待したいものです。

木下翔太選手が近畿の雄なら、黒井達矢選手は関東の雄。現在A2ながら最近の活躍は目を見張るものがあります。というのも、この5月以降の勝率が7.71。木下翔太選手の7.59を凌いで参戦メンバートップの成績をマークしています。かの加藤峻二さんをして「最も期待している後輩…」と言わしめるのは、その人柄を含めてのもの。一時の調整やレースのアンバランスさが改善され、6月以降、びわこ・戸田・鳴門・戸田でVと八面六臂の活躍をみせています。82.9%という驚異的な3連対率を武器に、浜名湖初Vを完全に照準としています。

この両者とほぼ同等の存在感を示すのが西村拓也選手。江戸川(2月)・戸田(5月)・常滑(7月)・住之江(7月)で優勝を飾っている2019年は、40%近い1着率をマークするなど勝つレースでファンを魅了し続けています。2014年5月以来の浜名湖優勝に向けて最善を尽くします。

そのほか…
浜名湖は過去優勝3回。地元を代表して参戦するファイト満点のベテラン・堤昇選手

人材豊富な九州地区の中堅として期待される混戦に強いA1レーサー・古澤光紀選手

雌伏の時を経て完全復調。5月に戸田で優勝するなど躍進光る山崎哲司選手

目立つわけではないものの、レースの巧さは天下一品。激戦でしぶとくさばく飯島昌弘選手

インの確かさのほか、センターからの攻撃力に威力。本命党も穴党もファンにしてしまう藤岡俊介選手

内水域を主戦場とする三重の中核・荒川健太選手など実に多士済々です。

8月24日(土)から28日(水)までの5日間開催『ボートレースチケットショップ玉川 21周年記念 Wave21杯』にご期待ください。