BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:市川哲也
    3499
    市川哲也
    /広島
  • 画像:村田修次
    3826
    村田修次
    /東京
  • 画像:谷野錬志
    4342
    谷野錬志
    /静岡

歴戦の雄が浜名湖に大集結!!

『静岡朝日テレビ サンライズカップ』は7月5日(金)から9日(火)までの5日間開催。勝負強いメンバーが揃ったシリーズだけに激戦が期待されます。
その中核を担うのは、SGタイトルホルダー市川哲也を筆頭に、モータースポーツ大好きアスリート村田修次と地元の谷野錬志の3選手。優勝戦線を形づくることでしょう。

7月1日以降適用の2019年後期適用勝率7.26と参戦メンバートップの成績をマークしているのは市川哲也選手。今年はここまで、徳山(3月)と大村(5月)で優勝。1着率35.3%を記録する背景には、勝てるコース取りが存在しています。「現代ボートレースは総合力がないと勝てない」と語る50歳は、その言葉の通りあらゆる点で平均を大きく上回っています。

また、「とにかくあらゆることを想定した準備を大切にしています」と語るのは村田修次選手。例えば、宅配便が不測の事態で届かないケースを考えて手持ち品を整え、初日1R参戦となっても慌てないよう前検作業を入念に行なうなど起こる可能性のあることに対し万全の態勢を取ります。その姿勢は実戦においても発揮されます。経験値を活かし堅実に連に絡んできます。

そして、地元代表が谷野錬志選手。持ち前の素質を磨き続け34歳、この2年ほどはレースさばきが光っています。そこには、自分だけでなく数々のレースを細かく観察し、接戦時にどういう位置取りがベストか詳細な分析を行ない実戦で検証してきたプロセスが存在。そうした志向は『プラン・ドゥ・チェック』というサイクルで整備や調整にも反映されることに。実に手堅いレーサーに成長しています。遅咲きながらバリバリ活躍すること請け合いです。

そのほか…
49歳となった今もレースは確か。実戦で硬軟併せもった作戦を繰り出し、連に絡み続ける浜名湖V7の男・渡邉英児選手

浜名湖は東海地区戦・周年記念を含めてV5のドル箱。6.23で惜しくもA2となってしまったもののテクニック抜群の新美恵一選手

6月に芦屋で優勝。2019年後期適用勝率は6.96、71.3%に及ぶ3連対率を誇る名腕レーサー・赤坂俊輔選手

6月13日、優出64回目の多摩川で自身初優勝を飾り歓喜に震えた永遠のA級レーサー・鈴木茂高選手など、メンバーは多彩です。

7月5日(金)から9日(火)までの5日間開催『静岡朝日テレビ サンライズカップ』にご期待ください。

【文中のデータは7月1日時点のものです】