シリーズの中核はSGウイナーの中澤和志。今年は3月の多摩川一般戦と5月の戸田ＧＷ戦で優勝しているだけでなく、来期適用勝率を参戦メンバートップの7.18としている。

また、今年V3（2月の蒲郡一般戦・7月の桐生一般戦・9月の多摩川一般戦）としているのが北野輝季。果敢に攻めることが多いだけにレースをつくる存在として注目したい。

両者を追うのがベテランの武田光史。今年は優勝こそないが来期適用勝率は参戦メンバー2位の7.09。3連対率は76.1％と極めて高く舟券作戦の強い味方だ。

こうした歴戦の雄に挑む若手代表が井本昌也。直前の下関周年記念は予選突破を果たせなかったが、さばきはバツグン。4月の下関ルーキーシリーズと6月の尼崎一般戦を制している実力派だ。

さらに、行き足から伸びを仕上げレースの主導権を握る竹田辰也のほか、記念戦線で鍛えた調整力やレース展開力で混戦を抜け出してくる林美憲などメンバーは多彩。師走の浜名湖は熱く燃え上がることだろう。