BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:星栄爾
    4216
    星栄爾
    /静岡
  • 画像:石渡鉄兵
    3716
    石渡鉄兵
    /東京
  • 画像:星野太郎
    3842
    星野太郎
    /三重

東海は星栄爾vs関東は石渡鉄兵が大将の地区対抗戦!

多くの関心をいただいている『地区対抗戦』も新年度を迎え、心機一転。平成30年度の第1戦は4月13日(金)から16日(月)までのショートシリーズ。『スポーツ報知ビクトリーカップ!』と銘打ち『東海vs関東』の戦いを演じます。

石渡鉄兵選手をはじめ、若林将選手や一瀬明選手・伊藤啓三選手など遠征勢は強豪揃い。迎え撃つ東海勢は地元の星栄爾選手が大将。これに星野太郎選手や浜野孝志選手、杉山裕也選手など層の厚さでは負けません。

東海であるか関東であるかはさておき、優勝候補筆頭格は星栄爾選手。今年はびわこ(1月)・児島(3月)・丸亀(4月)で優勝とダントツの勢い。レースの安定感も目を見張るものがあります。その特徴は何より着外の少なさ。78.9%という3連対率は驚異的という他ありません。どんな不利な態勢になろうともしぶとく連に絡んでくる判断力と、機力を的確に上積みさせる調整力は静岡のトップクラスです。

この星選手に次ぐV候補が石渡鉄兵選手。いわずと知れたSGレーサーです。浜名湖は昨年12月に自身3回目の優勝を飾っており、記憶に新しいところでしょう。
常套句でもある「断固たる決意」でライバルを豪快になぎ倒し頂点に進み出るはずです。

この両地区ワントップを脅かす存在が、星野太郎選手と若林将選手。星野太郎選手は近況29.4%の1着率を誇るばかりか、2月には蒲郡で優勝しており、リズムは堅調。妥協しない調整で機力を最大限引き出し、昨年9月に次ぐ浜名湖3回目のVを狙います。
また、若林将選手は一撃の魅力光る関東の若武者。特にセンターから繰り出される攻撃力は秀逸で、レースのアクセントとなります。モーターの仕上がりをチェックして中穴にしっかり対応したいものです。

このほか…
現在A2ながら、昨年11月以降の勝率6.43でA1昇格をほぼ手中にしている三重の中堅・浜野孝志選手
浜名湖では1着率33.5%と圧倒的な強さを発揮。6.84の浜名湖勝率は参戦メンバートップの一瀬明選手
愛知の記念クラスとして存在感はピカイチ。ちょうど1年前の昨年4月に浜名湖で優勝を飾っている杉山裕也選手
派手さよりも堅実さが特徴。群馬の中核として外連味ない競走が光る鳥居塚孝博選手など多士済々です。

4月13日(金)からの4日間レース、『地区対抗第1戦! 東海vs関東 スポーツ報知ビクトリーカップ』にご期待ください。