BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:池永太
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    池永太
    /福岡
  • 画像:大場敏
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    大場敏
    /静岡
  • 画像:松下一也
    4207
    松下一也
    /静岡

新モーター初おろし! 予断禁物のシリーズ!!

「おかげさま10周年!ホテルnanvan浜名湖カップ」は4月6日(金)から9日(月)までの開催。初おろしのモーターで横並びのスターとなるため、予断を許さないシリーズとなります。

それでも、中核は池永太・大場敏・松下一也の3選手。優勝戦線の中心となります。
その筆頭となるのが池永太選手。昨年11月からの勝率が7.09で参戦メンバー中トップです。今年は若松(1月)と常滑(2月)で優勝するなど堅調。決めつけたレースをしない自在派らしく広い浜名湖水面を有効に乗りこなしてくることでしょう。

一方、地元のベテラン大場敏選手も近況リズム良好。昨年は蒲郡マスターズリーグを含めV4。今年も先月18日の三国でイン逃げVと勢いを保ったまま浜名湖入りします。以前のような強烈なコース取りはありませんが、勝てるコース選択への意欲はそのまま。昨年4月以来、ちょうど1年ぶり13回目の浜名湖優勝に突き進むことでしょう。

この両者に次ぐのが松下一也選手。『静岡の良心』と言うにふさわしいナイスガイはレースも端麗。性格そのままにムリのない競走ながら、スタートも展開も的確。混戦に強いのも特徴です。しぶとく連に絡むことを念頭に舟券対策したいものです。

さらに…
近況、驚異の73.4%の3連対率を誇る大阪のベテラン、48歳の大平誉史明選手
3月13日、江戸川で優勝。B1級ながら、現在6.45でA1復帰が確実視される福来剛選手
マスターズ世代の中では安定勢力。コース不問で混戦をさばきあがる吉田一郎選手
関東の雄として参戦。枠番に関係なくコンスタントに連絡みを果たす寺本重宣選手
現在A2ながら、来期適用勝率は現状6.49でA1昇格圏内。地元で気合も乗る原豊土選手など歴戦の雄揃い踏みのシリーズです。

新モーター初おろしで見どころ満載、4月6日(金)から9日(月)までのショートシリーズ「おかげさま10周年!ホテルnanvan浜名湖カップ」にどうぞご期待ください。