BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:服部幸男
    3422
    服部幸男
    /静岡
  • 画像:北村征嗣
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    北村征嗣
    /大阪
  • 画像:新美恵一
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    新美恵一
    /愛知

東海の総大将・服部幸男を中心に近畿勢を迎え討つ!

浜名湖恒例の地区対抗戦は今回第4戦。『東海VS近畿 マンスリーBOAT RACE杯』は2月23日(金)から26日(月)までの開催です。両地区の代表レーサーが熾烈なバトルを演じる短期決戦は見どころ満載です。

まず、地元東海は服部幸男&新美恵一のベテランふたりが中心。敢然と存在感を示してくれることでしょう。

強さと風格を兼ね備え、周囲の尊敬を集める服部幸男選手は今年47歳。調子の波はあるものの、近況勝率7点台をマークするなど堅調です。浜名湖V33の『御大』が地元の旗印として威風堂々の戦いを演じることでしょう。

また、同じくマスターズ世代に入り成績を上げているのが新美恵一選手。浜名湖は地区戦と周年を含めV5と好相性水面です。加えて11月以降の3連対率が77.9%。確実に連に絡んで舟券に貢献してきます。
『カド受けを気にしない作戦行動』という持ち味を駆使し、しぶとく上位をうかがってきます。

一方、近畿勢の主戦は北村征嗣&芝田浩治の2選手。ともに7点台半ばの勝率をマーク、堅実に走り続けています。

中でも、11月以降7.44の勝率をマークしている北村征嗣選手はこの1月尼崎でイン逃げ優勝。近況は2連対率62.9%、3連対率84.3%と驚異的な数字をマーク。コース不利な場合でも冷静に展開を鋭くとらえてくるだけにしっかりマークしておく必要があります。

もうひとりの芝田浩治選手は昨年V3。32.6%の1着率が示す通り勝ち切るレースが魅力です。46歳となった今もコースに関係なく、ベストポジションに切り込んでくる競走スタイルでファンの期待に応えることでしょう。

そのほか…
先のびわこ近畿地区戦で優出4着。実力上位の攻撃型レーサー・馬場貴也選手

昨年10月の桐生ルーキーシリーズで、デビュー3年7ケ月目にして初優出初優勝を飾った三重の松井洪弥選手

現在A2ながら近況はA1復帰の勢い。若い時代は『攻めダルマ』、ベテランとなった今は『内コースを基本とした自在派』として巧さで勝る山田豊選手

2018年、高沖健太改め『荒川健太』に…。名前を知ってもらうためにも持ち味であるスロー水域からの混戦さばきでファンを魅了したい荒川健太選手など、東海&近畿ともにメンバーは多彩です。

2月23日(金)から26日(月)まで開催の『地区対抗第4戦! 東海VS近畿 マンスリーBOATRACE杯』にどうぞご期待ください。