BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:今垣光太郎
    3388
    今垣光太郎
    /福井
  • 画像:竹井奈美
    4556
    竹井奈美
    /福岡
  • 画像:平高奈菜
    4450
    平高奈菜
    /香川

混戦必至! 混迷を極めそうな5日間開催!

オレンジリボン運動支援競走『静岡朝日テレビ サンライズカップ』は9月29日(金)から10月3日(火)までの5日間開催。SGウイナーをはじめ精鋭が多数参戦する注目の男女混合戦です。

その中心は、男子が今垣光太郎選手であり、女子が竹井奈美選手。経験値こそ異なりますが優勝戦線を賑わすことでしょう。

48歳となりベテランの域に入った今垣光太郎選手は5月以降7.28の勝率をマーク。2連対率52.6%と堅実に連に絡んでファンに貢献しています。
今年は2月の近畿地区戦で優勝し、今なお記念で存在感を示せることを証明しました。独自の整備・調整方法を駆使し、混戦から抜け出せる足に仕立て上げてきます。

また、女子注目株の竹井奈美選手は、先の蒲郡・第4回ヤングダービーに参戦。残念ながら予選クリアはなりませんでしたが、白星を挙げるなど活躍しました。
スピードを武器とした攻撃力は破壊力にあふれており、ベテラン選手にとってはとても脅威。広い浜名湖水面を思う存分滑走してくれるはずです。

そして、男子顔負けのレースをみせる平高奈菜選手も竹井選手と同水準で注目したいもの。ただ、今の竹井選手が1&2着型なのに対し、平高選手は1着型であることは押さえておかなくてはなりません。平高選手は勝ち切るスタイルで、7月の徳山W優勝以来のVに挑戦します。

この三者に次ぐのは岡田憲行選手でしょう。今年、常滑(4月)・江戸川(9月)で優勝を飾っているばかりか来期適用勝率も6.56と堅調。18年ほど記念出場はありませんが、2期連続A1を確実にしている大阪の名バイプレーヤーは、ボートレースファンにとって便りになる存在です。

そのほか…
浜名湖は20年前に優勝歴。現在A2ながら、来期は6点台後半でA1確実としている東京の高橋英之選手

先のヤングダービーでモーター調整とレースのマッチングをテーマに戦い、またひとつステージアップした印象の白神優選手

地元の代表格であり、強気のレースでライバルを圧倒する杉田篤光選手

スタートから1マークまでの行き足で決着をつけるかつてのレースから混戦さばきの巧さを加えている鈴木博選手

58キロクラスの重量級でありながら、レースの巧さで取りこぼしなく戦う海野康志郎選手など、多士済々です。

9月29日(金)から10月3日(火)まで開催の『静岡朝日テレビ サンライズカップ』にご期待ください。