BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:峰竜太
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    峰竜太
    /佐賀
  • 画像:菊地孝平
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    菊地孝平
    /静岡
  • 画像:井口佳典
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    井口佳典
    /三重

オーシャンC優勝の峰竜太選手をはじめ、屈指のメンバーが集結!

強豪が真夏を演出する『GⅠ浜名湖賞 開設64周年記念』は7月21日(金)からの6日間開催。期間中、浜名湖は益々ヒートアップします。

全員が注目ながら、中心は直前の丸亀オーシャンカップで優出した峰竜太・井口佳典・坪井康晴・辻栄蔵の4選手。さらに、賞金上位の石野貴之・茅原悠紀・菊地孝平などの銘柄級がシリーズの牽引役として続くことになります。

注目筆頭格の峰竜太選手はオーシャンカップで優勝。SG11回目の優出にして悲願を達成し、ファンの期待をますます集めます。
誰もが認める旋回能力をはじめ、どんなモーターでも最高の出力を引き出す調整力を武器に、2013年の浜名湖賞を制した好相性水面を快走することでしょう。快活な笑顔が再び浜名湖にやってきます。

賞金ランキング4位としている井口佳典選手は今年、津のGⅠ東海ダービーと徳山GⅡモーターボート大賞を獲っており勢いがあります。高い集中力で人気に応えるだけでなく、意外性も発揮する39歳には凄みがあります。ボートレースオールスターを制したこともある浜名湖で再び記念タイトルを手にする可能性は小さくありません。

また、菊地孝平&坪井康晴の2選手は、本シリーズの地元大看板。ともに、今月3日の『テレしずサマーカップ』で優出(菊地選手優勝、坪井選手は3着)。夏の浜名湖の調整も体得しているだけに有利でしょう。

さらに、SG3連覇はならなかったものの、賞金ランキングトップを走る石野貴之選手も参戦。二日目のドリーム1号艇にエントリーされています。整備・調整に多彩な引出しを持つだけに、モーターの素性に即した機力アップを実現させてきます。遠征勢の優勝候補筆頭格でしょう。

そのほか…
丸亀オーシャンカップで準優に進出。惜しくも優出はならなかったものの、男子顔負けのスタート力とスピード旋回が光る女子一等星の遠藤エミ選手

当シリーズのポスターにも起用され、地元水面で大いに活躍が期待される『おんなボートレーサー・直虎』長嶋万記選手

丸亀オーシャンカップの準優では、2番手を走りながらまさかの失速。その悔しさをぶつけることになる茅原悠紀選手

記念唯一の2000番台として今なお健在ぶりを示し続けるミスターボートレース・今村豊選手など、メンバーは枚挙にいとまがありません。

7月21日(金)から26日(水)までのGⅠレース、『GⅠ浜名湖賞 開設64周年記念』にどうぞご期待ください。