BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:横澤剛治
    3956
    横澤剛治
    /静岡
  • 画像:平尾崇典
    3822
    平尾崇典
    /岡山
  • 画像:杉山正樹
    4084
    杉山正樹
    /愛知

記念クラスも多数揃い、激戦必至!!

好例の『BOATBoy CUP』は暑さ増す6月22日(木)から27日(火)までの開催。歴戦の雄が梅雨のシーズンのうっとうしさを吹き飛ばします。

シリーズの絶対的中心は地元の横澤剛治選手。大看板としての責務を高い集中力で果たし切ることでしょう。
過去浜名湖は9回の優勝を飾っていますが、2015年11月以降、地元Vから遠ざかっているのも事実。ホームストレッチとバックストレッチの風向きの違いをも反映するほどの微細な調整力を駆使し今年初Vを狙います。明るい人柄が弾け、最終日栄冠を勝ち得る雄姿を見たいと願うファンは多いことでしょう。

この横澤選手を追う筆頭が平尾崇典選手。今回の参戦メンバーの中で最も高い勝率をマークしています(来期適用勝率)。そのレーススタイルの特徴は、安定したスタート力とレース展開力。外枠でも冷静に捌きあがり連に絡むこともあれば、一撃で内側勢を沈めることも…。縦横無尽に水面を滑走しファンに貢献する存在です。

また、準地元の杉山正樹選手(愛知)にも注目。今年は4月に尼崎と大村で優勝を飾っており、勢いがあります。
78%を超える驚異的な3連対率を考えるとき、舟券の対象から外してならないのは当たり前。周回展示でグリップしながらスムーズにターンするシーンを確認できたら、アウトでもアタマで勝負したいもの。操縦性が高い時は、鋭くまくり差してきます。

そのほか…、
今年3月に浜名湖で優勝。徳島の新鋭代表選手として、スタートから一気に攻め切る思い切りのいいレーススタイルでファンを魅了するイケ面レーサー・山田祐也選手

ボートレースのふるさと・長崎から参戦。粘りある競走で期待にしっかり応え、穴党を喜ばすことも多い榎幸司選手。

ベテランらしからぬ闘争心を身体全体にみなぎらせ、相手の油断を一刀両断にして倒す熊谷直樹選手

直近の6月9日、鳴門で優勝を飾り一気にステージアップを図る東京の新鋭レーサー・三浦敬太選手

しぶとく重厚にゴールまで走り切るスタイルを貫き通している大阪の中軸レーサー・岡田憲行選手

広島の次なるスターとして期待を集める自在派レーサー・船岡洋一郎選手…など、メンバーは記念級も多く多士済々です。

6月22日(木)から27日(火)までの開催『BOATBoy CUP』に、皆さまどうぞご期待ください。