BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:佐々木康幸
    3909
    佐々木康幸
    /静岡
  • 画像:大賀広幸
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    大賀広幸
    /山口
  • 画像:原田篤志
    4064
    原田篤志
    /山口

地元の佐々木康幸、地元連覇なるか?!

好例の『スカパー!・JLC杯』は6月7日(水)から12日(月)までの開催。全国各地から精鋭が集結します。
経験値・実績ともに豊富な選手が揃った印象のシリーズの中心は佐々木康幸選手と大賀広幸選手。まさにツートップです。

そのひとり佐々木康幸選手は、参戦メンバートップの勝率7.24をマーク。38.7%という驚異的な1着率を優勝につなげ現在V3。大村(3月)、丸亀(5月)、浜名湖(5月)で栄冠を手にしています。
機先を制するスタート力を武器としているだけに、センターからの攻めに大きな特徴。一気に決着をつける迫力があります。当節も期待に違わぬ戦いを演じてくれることでしょう。

この佐々木選手を追う存在の一番手が大賀広幸選手。マスターズチャンピオン世代ながら、決然と勝負に挑むスタイルは不変です。
6.90の来期適用勝率は50歳という年齢を考えると、いまなお成長途上にあることの証明。『気迫』や『勝負根性』ということばがピッタリあてはまるのが大賀選手です。直前の5月31日、徳山で優勝を飾って勢いもあります。
その闘志を目の当たりにできる浜名湖となります。

また、大賀選手と同じ来期適用勝率を有する原田篤志選手も注目レーサーのひとり。先月、ナイター開催の下関で2コースから鋭発スタートを決め今年初V。「優勝するつもりで来た!」と有言実行を果たしましたが、その果断な戦闘スタイルは不変です。

そのほか…
今年、福岡(4月)と尼崎(5月)で優勝と好調。強気で勝る地元レーサー・後藤正宗選手

同じく、V2としている2017年は戸田と蒲郡で栄冠。整備・調整に定評ある古賀繁輝選手

関東の鏡として静かに佇むベテランは、粘り腰で連対確保。近況好調な渡邉睦広選手

70%に迫る3連対率は、コースに関係なく展開をとらえてくる証左ともいえる滋賀の深井利寿選手

挑戦的なレースが魅力で、ときに波乱を演出する埼玉の精鋭・金田諭選手…など多士済々です。

6月7日(水)から12日(月)まで開催の『スカパー!・JLC杯』にどうぞご期待ください。