BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:佐々木康幸
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    佐々木康幸
    /静岡
  • 画像:田村隆信
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    田村隆信
    /徳島
  • 画像:横澤剛治
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    横澤剛治
    /静岡

佐々木康幸参戦も、メンバー粒揃いで混戦必至!!

『ボートピア岩間13周年記念 茨城放送杯』は5月17日(水)から22日(月)までの6日間開催。粒揃いのメンバー構成だけに優勝戦線は激戦ながら、佐々木康幸・田村隆信・横澤剛治・岡村慶太の4選手が主軸。持ち味を発揮して手堅く上位着を連取することでしょう。

いうまでもなく筆頭は地元の佐々木康幸選手。近況7.24という高い勝率を叩き出している背景には38.7%という驚異的は1着率が存在しています。持ち味のスタート力を駆使し、先制攻撃でレースを支配するはずです。

対抗格の田村隆信選手は、今年2月の四国地区選手権でインからトップスタートを決めて優勝。10個目のGⅠタイトルを獲得しました。勝つために全力を注ぐ競走スタイルは終始一貫。枠番不利なケースでは、レースを動かす存在となることを視野に入れて展開を読む必要があるでしょう。

さらに、横澤剛治選手も存在感十分。ゴールデンウイークの『やらまいかカップ』ではやや消化不良…。繊細な感性と直前の調整感覚を駆使し、初日から機力面でも一歩リードという可能性は小さくありません。

この強豪3者に挑む岡村慶太選手も29歳ながら、ぬかりなく対処してきます。昨2016年は多摩川などで4回の優勝。今年も4月上旬、住之江で終始シリーズを牽引しイン逃げV。選手通算V10と勢いを得ています。大敗の少ない選手だけに、2着・3着候補としても狙いたいものです。

さらに…
実直な人柄同様、レースは質実剛健。1着を取りに行くレーススタイルでファンを魅了する関東の若林将選手

70%を超える3連対率は持ち味である粘りの証。外枠でも2着・3着受けは必須。舟券貢献度ナンバーワンレーサー松井賢治選手

浜名湖は昨年4月に優勝。先鋭的な闘争本能を全面に、上位着に徹頭徹尾執念をもやす王国のベテラン柏野幸二選手

連続A級22期はしぶとさの証明。脇役的であるからこそ、舟券妙味を生む群馬の中堅・藤生雄人選手

7月から自身初のA2に昇格。2着・3着が多いのは着順の堅守と追い上げる力があるゆえ。福岡の森晋太郎選手

4月25日の浜名湖オールレディースでは5コースから展開をとらえて見事優勝。勢い勝る池田浩美選手

7月から自身最高の6.59の勝率でA1復帰。磨いてきた自力を浜名湖で披瀝する舞台に立つ原豊土選手など、多士済々です。

5月17日(水)から開催の『ボートピア岩間13周年記念 茨城放送杯』にご期待ください。