BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:池田浩二
    3941
    池田浩二
    /愛知
  • 画像:村上純
    3919
    村上純
    /岡山
  • 画像:奈須啓太
    4330
    奈須啓太
    /福岡

シリーズの御大将は池田浩二選手!

いま、大河ドラマで注目集めている井伊直虎は、現在の浜松市内・井伊谷城を拠点とした戦国武将。激変する時代の起点ともなった人物です。
その名を冠した『いい! 直虎プロジェクト 第1回井伊直虎カップ』は3月4日(土)から7日(火)までの開催となります。

その主戦は池田浩二選手。今大会の『絶対君主・御大将』と言っても過言ではありません。フライング休み明け初戦となりますが、持てる能力をフルに発揮し、戦いを臨んでくるサムライたちに牙をむくことでしょう。場合によっては、相手にならないほどの強さを見せつけるかもしれません。

この池田浩二選手に次ぐのは村上純選手。昨年11月からの新期適用勝率を7.44としており、参戦メンバー中トップの成績。加えて、昨年は徳山を皮切りに優勝5回。3月15日から児島で開催される第52回ボートレースクラシックにも出場します。
かつての剛健な闘いぶりに柔らか味が加わり幅が出てきた村上純選手は、相手にとって戦いにくいはず。容易く打ち破ることはできないでしょう。

さらに、奈須啓太選手も注目株。2017年に入って1月に住之江で、また2月には自身の地元福岡で優勝と勢いがあります。
42%という驚異的な近況の1着率を信頼し、混戦レースでこそアタマで狙いたい存在です。

そのほか…
69歳と現在のボートレース界現役最年長レーサーの高塚清一選手に耳目が集まるのは当然。今なお4.89の勝率をマーク。浜名湖では今年元旦に209250円の大穴を叩き出しました。闘争本能そのままでありながら、ボートレースを楽しむような姿に益々共感が集まっています。舟券対象から外してはなりません。

また、ベテラン勢の代表格として君臨する西島義則選手も舟券の核となるひとり。現在7点台の勝率をマークしているインの鬼は、ファンに貢献するため全身全霊の舞いを演じ切ることでしょう。

さらに…
昨年V2。今年も1月に多摩川で優勝を飾っている愛知の中堅レーサー・宇佐見淳選手

伸長著しい群馬勢の中にあって躍進光る30歳。昨年11月に桐生で優勝も飾っている野村誠選手

常に力を尽くす姿勢を貫く地元の看板レーサーで、人望厚い大場敏選手

広島の新勢力としてすでに地盤を固めた印象のある記念常連候補の西野翔太選手…
など、好メンバー揃いのシリーズです。

3月4日(土)から7日(火)まで開催の『いい! 直虎プロジェクト 第1回井伊直虎カップ』にご期待ください。