BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:松田大志郎
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    松田大志郎
    /福岡
  • 画像:新開航
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    新開航
    /福岡
  • 画像:平尾崇典
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    平尾崇典
    /岡山

個性ある多彩なメンバーが集結する男女混合戦!

「BTS焼津4周年記念 ホテルnanvanカップ」は2月23日(木)から27日(月)まで開催の男女混合戦。松田大志郎・新開航・平尾崇典・田中和也・佐藤隆太郎・西島義則の6選手を中心に激しいバトルが演じられそうです。

なかでも松田大志郎選手は2011年11月からの勝率が7.87で参戦メンバートップ。3連対率は83.9%に達します。今年は1月にさっそく丸亀一般戦で優勝と勢いがあります。

また、令和4年の最多勝を獲得したのが新開航選手。年間125勝した決定力は優勝回数に反映しており、1月の戸田ルーキーシリーズを皮切りにV10を達成。7月には芦屋のG2モーターボート大賞を制すなど記念レーサーの仲間入りを果たしています。今年もさっそく戸田のルーキーシリーズを制するなど流れは継続中です。

SGウイナー平尾崇典選手は浜名湖V3としているなど実績十分。行き足から伸びを快速に仕上げレースの主導権を握ることでしょう。

実力派揃いの大阪支部選手のなかではやや地味な印象があるものの安定したレースぶりが光るのが田中和也選手。近況、1着本数が2着の2倍もあるなど舟券への貢献度はバツグンです。

さらに、勢いで勝る若手の代表格として名を挙げたいのが佐藤隆太郎選手。昨年は常滑(1月)・三国(3月)・平和島(8月)で優勝を飾るなど結果を残しています。今年も今月6日の江戸川一般戦で優勝。水面コンディションを選ばないテクニシャンは浜名湖水面を自在に滑走しそうです。

一方、ベテラン代表が61歳の西島義則選手。そのコース取りをはじめ意志鮮明なレースぶりを信任するファンを浜名湖で熱くしてくれます。

そして参戦女子7名の代表格は廣中智紗衣選手。2022年11月以降の勝率6.39はA1ボーダーをはるかに超えており、いかに実力があるか示しています。スタートはコンマ20平均ながらレーステクニックを駆使し捌き上がってきます。

さらに…

スピードターンを駆使し攻めるレースで展開を割く塩崎桐加選手

地元静岡勢の看板を背負う藤田靖弘選手と池田浩美選手

若松九州地区選手権で名前を売り存在感を示しつつある溝口海義也選手

浜名湖は2001のG1新鋭王座決定戦(当時)で優勝歴ある伊藤誠二選手などメンバーは多彩です。

「BTS焼津4周年記念 ホテルnanvanカップ」は2月23日(木)から27日(月)までの開催。ご期待ください。
(文中データは2月15日時点)