BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:服部幸男
    3422
    服部幸男
    /静岡
  • 画像:平山智加
    4387
    平山智加
    /香川
  • 画像:大上卓人
    4682
    大上卓人
    /広島

地元の大看板服部幸男が主軸もメンバーは多彩

日刊スポーツウインターカップは1月17日(火)から22日(日)まで開催される男女混合戦。一般戦といえども勝負強さで勝る好メンバーが浜名湖に集結します。

その絶対軸は地元の服部幸男選手。
通算102回の優勝のうち、浜名湖ではSGやG1を含めV38と圧倒的な成績を残しており、昨年12月のマスターズリーグでも優勝しました。
勝負への取り組みが尊敬を集めるベテランが、心技体を最大限生かしたレースを披露してくれることでしょう。

この服部幸男選手に続く優勝候補は枚挙にいとまがありませんが、平山智加・深川真二・大上卓人・山口達也・山崎郡を挙げたいところです。

まず、何といっても男女混合シリーズを盛り上げてくれるのが平山智加選手。2013年の尼崎周年記念で強豪男子を破り優勝。以降の活躍も華々しいものがあります。

また、2022年はびわこ周年記念などV6とし気を吐いた深川真二選手は相手構わぬコース取りが武器。ピット離れから見ごたえある作戦を展開してくれることでしょう。

そのほか…
ダッシュ乗りのいいスタートから迷いなき高速旋回で他艇を圧倒するのが勝利のカタチ。昨年V4としている大上卓人選手

結果を怖れない精神力を誇り型にはまらない意外性でファンを魅了。昨年V3としている山口達也選手

オートバイレーサーとして培ってきたレースセンスを生かすばかりか、新しい可能性を信じ多彩な挑戦をやめない山崎郡選手

2023年前期、3期ぶりにA1に復帰。考えるボートレースを体現する中、次なる躍進が期待される女子レーサー次代の星・西橋奈未選手

2022年9月、下関で初優勝。2023年前期は勝率6.87で初のA1に昇格している定松勇樹選手

現在10期連続でA級をキープ中。外連味のない安定した走りでファンに応える池田雄祐選手などメンバーは実に多彩です。

1月17日(火)から22日(日)まで開催の日刊スポーツウインターカップにご期待ください。
(文中データは1月10日時点のものです)