BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。
「遠鉄アタックMooovi浜名湖3周年記念」は1月7日(土)から11日(水)までの開催。ベテランから若手まで幅広く参戦する男女混合戦です。
その中心は、古結宏・佐藤大介・加藤翔馬の3選手。必ずや優勝戦線に名乗りをあげてくることでしょう。
筆頭格の古結宏選手は昨年、丸亀(4月)・尼崎(5月)・若松(7月)・多摩川(10月)・尼崎(12月)で優勝するなど八面六腑の活躍をみせました。
その特徴は、2023年前期適用期間の1着率が32.8%に及ぶように「勝ち切るスタイル」に表れており、2連対率も56.9%に及ぶなど舟券貢献度バツグンです。13期連続A1、通算優勝31回を記録している精鋭が浜名湖初Vをかけて力を注ぎます。
また、佐藤大介選手は14期連続A1としていますが、今期(2023年前期)は26期ぶりに勝率7点台(7.22)とするなど近況好調です。
的確なスタートと事故の少なさを誇る愛知の中核は現在46歳。マスターズ世代に入っていますが、レース展開力に陰りはありません。大会の中核としてシリーズをけん引することでしょう。
さらに、古結宏選手と同じ兵庫支部の若手、加藤翔馬選手にも注目が集まります。
昨年は唐津(6月)と平和島(7月)で優勝。現在の勝率6.64は自身のキャリアハイですが、その背景には3コースの戦いぶりがあります。2022年1年間の各コース1着率が参考になります。
1コース 57.8%
2コース 23.8%
3コース 25.0%
4コース 6.0%
5コース 7.8%
6コース 2.9%
そのほか…
昨年10月16日に蒲郡で通算1000勝を達成。第40回静岡県優秀選手表彰で特別賞を受賞。2期連続A1の勢いに乗り2021年4月以来、浜名湖通算3回目の優勝を飾りたい松下一也選手
長年にわたり女子レーサーの象徴たる存在として活躍。なんと71期連続A級という驚異的な力量を誇る山川美由紀選手
女子レーサーながら重厚感ある戦いぶりで舟券に貢献。あらゆる戦法を繰り出し連に絡んでくる平田さやか選手
徹底したまくり戦法に迷いがなく、レース展開のカギを握る三重の中核・黒崎竜也選手など多士済々です。
1月7日(土)から11日(水)まで開催される「遠鉄アタックMooovi浜名湖3周年記念」にどうぞご期待ください。
(文中データは1月1日時点のものです)