BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。
中京スポーツもみじ杯は11月17日(木)から20日(日)までの4日間開催。短期決戦ならではの緊張感あふれるシリーズとなりそうです。
その絶対的中心は徳増秀樹選手。地元浜名湖は2010年の周年記念を含めV21と圧倒的な強さを誇っています。言わずと知れた「我らがヒーロー」です。
来期適用勝率(2022年5月~10月集計)も7.12で参戦メンバートップ。堅調ぶりに変化はありません。
「濃くいきます」の言葉通り内容と結果の両方を求め激走し、今年通算4回目の栄冠に挑みます。
この徳増秀樹選手を追う遠征勢は齊藤仁・畑田汰一のふたり。優勝戦線を賑わす存在となりそうです。
齊藤仁選手は来期適用勝率を6.71としており徳増秀樹選手に次ぐ存在。3連対率67.9%は徳増選手の65.4%をしのいでいます。
コース不問でどこからでもレースできる自在性を発揮し、広い浜名湖水面を席巻することでしょう。
また、埼玉支部のニューヒーローとして期待されているのが24歳の畑田汰一選手。来期適用勝率は6.61ながら出走回数不足のためA2級となりますが、スピードとテクニックは紛れもなくA1級です。戸田の正月レース「第52回埼玉選手権」優勝で証明した実力をいかんなく発揮することでしょう。
そのほか…
今年1月の多摩川をはじめ、住之江(8月)・尼崎(9月)で優勝。浜名湖はV7としている地元の伊藤将吉選手
今年2月の九州地区選手権でインから逃げて優勝。重厚で安定感ある走りが魅力の長野壮志郎選手
水面ではその静かな物腰と好対照。積極果敢なコース取りから勝負をはじめる香川支部の中岡正彦選手
54歳のベテランとなった今も、まくり差しを中心としたスピード戦で展開を鋭く突く高橋勲選手
記念クラスではないものの62.2%の3連対率をマークするなど、ぬかりないレースでしっかり連に絡んでくる宮崎奨選手
賞金ランキングトップを走る馬場貴也選手に代表されるように伸長著しい滋賀支部の中堅として活躍を期す吉川喜継選手
福岡の兄貴的存在は視野の広い大きな人物。流麗なレースぶりでファンを魅了する川上剛選手など多士済々です。
11月17日(木)から20日(日)までの4日間開催、中京スポーツもみじ杯にご期待ください。
(文中データは11月8日時点のものです)