BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。
スポーツニッポン菊花杯は9月11日(日)から14日(水)までの4日間開催。ショートシリーズならではの緊張感あふれる戦いとなりそうです。
中心は、関浩哉・長野壮志郎・池永太・松井洪弥・佐藤大介・正木聖賢・豊田健士郎の7人。必ずや優勝戦線を彩る存在となることでしょう。
その筆頭が関浩哉選手。今年ここまでV6と絶好調です。
丸亀一般戦(2月)を皮切りに、芦屋一般戦(4月)で優勝すると5月の津周年記念で二つ目のG1タイトルを手にした関浩哉選手。以降も多摩川一般戦(5月)・常滑一般戦(7月)・常滑タイトル戦(9月)で優勝するなど絶好調です。
「挑戦に終わりなし」と言い切る群馬の精鋭が、2018年の第5回ヤングダービーを制した浜名湖で活躍を期すことになります。
また、2月のG1九州地区選手権競走(福岡)を制した長野壮志郎選手もシリーズの看板。重量級ながら的確な判断力と巧みな操縦を誇る中堅レーサーの3連対率は75.0%。枠番に関係なく舟券に貢献してくる点は押さえておきたいものです。
さらに、三重の精鋭として躍進著しいのが松井洪弥選手。今年は蒲郡(3月)と常滑(7月)で優勝しているだけでなく、来期適用勝率を6.62としており2期ぶりのA1返り咲きも視野に入れています。
センター戦で強いのが特徴ですが、イン1着率が82.7%と驚異的なだけに舟券作戦の核として覚えておきたいものです。
そのほか…
実直な性格そのままに正統派レースで勝負。今年ここまでV3としている池永太選手
準地元レーサーとして勝手知ったる浜名湖水面を自由自在に滑走する佐藤大介選手
5月以降の勝率は7.01。コース取りから厳しい戦いを予断なく演じる正木聖賢選手
浜名湖では昨年7月に優勝歴。コース不問で、5コース1着率12.1%を誇る豊田健士郎選手
地元静岡の2枚看板として走るレース巧者の藤田竜弘と幸田智裕選手など多士済々です。
9月11日(日)から14日(水)までの4日間開催「スポーツニッポン菊花杯」にご期待ください。
(文中データは9月7日時点のものです)