BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。
「シーラック バリ勝男クン。カップ」は7月30日(土)から8月3日(水)までの開催。ベテランから若手まで幅広い年代構成の5日間です。
その中軸は、西山貴浩・山田祐也・枝尾賢・江口晃生・塩田北斗・佐藤翼の6選手。いずれも優勝候補です。
中でも、稀代のエンターテイナー西山貴浩選手は5月からの新期適用勝率を7点台後半にするなど堅調。とりわけ攻めるセンター戦はファン信頼の的。道中のスピード旋回にも迫力があります。
8月23日からのSGボートレースメモリアの前哨戦としても注目されるシリーズです。
今年の鳴門四国地区選手権を制している山田祐也選手は4月の丸亀、5月の福岡でも優勝。フライング禍も乗り越え躍進の勢いがあります。
昨年V4、今年ここまでV2(2月の芦屋、5月の福岡)としているのが枝尾賢選手。一時期悩んでいたプロペラ調整面に方向性が出て、結果につながっています。
また、コース取りが積極的な大ベテラン江口晃生選手も優勝戦線に顔を出しそうです。
豊富な経験をもとにした高い調整力を駆使し的確にモーターを仕上げてきます。
そして、今年V6としているのが塩田北斗選手。津(2月)、芦屋(3月)、芦屋(5月)、大村(6月)、常滑(6月)、福岡(7月)で優勝しています。勢いそのままに浜名湖にやってきます。
さらに、昨年10月の児島周年記念を制しG1タイトルホルダーの仲間入りを果たした佐藤翼選手には地道に積み上げてきた調整力とレース展開力があります。広い浜名湖水面の特徴をとらえた戦いを演じてきそうです。
そのほか…
四国の顔として躍進中。今年はびわこ(4月)と福岡ウエスタンヤング(6月)で優勝を飾っている石丸海渡選手。
浜名湖は過去優勝3回。地元静岡勢の代表として快速感ある競走で他を圧倒する藤田靖弘選手
奇想天外な作戦行動でレースの幅を広げるとともに結果につなげてくるボートレース界の「タイガーマスク」こと木村光宏など、多士済々です。
7月30日(土)から8月3日(水)までの開催、「シーラック バリ勝男クン。カップ」にご期待ください。
(文中データは7月29日時点のものです)