BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。
中日スポーツシルバーカップは5月28日(土)から6月1日(水)まで開催の男女混合戦。ベテランから若手まで実に幅広いメンバー構成となっています。
その中心は坪井康晴・横澤剛治・金子萌の地元主戦と女子精鋭の中村桃佳。優勝戦線の軸となることでしょう。
住之江G1や地元浜名湖のレースを含め、昨年V5とした坪井康晴選手は大看板。今年はまだ優勝がありませんが、ポテンシャルは誰にも負けません。
独自に編み出したノウハウを駆使しモーターの底力を引き出すことでしょう。レース力でも優る存在はまぎれなく主役。浜名湖15回目の優勝にまい進します。
一方、この7月で45歳になるのが同期の横澤剛治選手。2月の宮島と3月の蒲郡では安定した成績で優勝戦1号艇をゲットし逃げ切っています。
高い感性を駆使した調整力はボートレース界随一。ましてや浜名湖の傾向は十二分に把握しています。
さらに、今年4月に江戸川でシリーズ5連勝を飾り優勝した金子萌選手も地元の雄として注目されます。
現在、自身2回目のA1ながら来期はA2。悔しい思いをしています。重圧をはねのけ再び記念戦線で活躍するためにも、期はじめ、5月のスタートダッシュは重要です。
そして、女子レーサーを代表するのが中村桃佳選手。来期適用勝率6.73は男女併せ参戦メンバートップ。初Vが男女混合戦(2016年1月の下関)だったのは多くのファンの記憶に刻まれています。平均スタートタイミングコンマ13を武器に活躍が期待されます。
そのほか…
蒲郡のゴールデンウイーク戦、4コースからまくって初Vを飾ったフレッシュルーキー中野夢斗選手
この1月に若松で優勝。来期を含め15期連続A1級としている実力者・中辻博訓選手
浜名湖はふたつの周年記念を含めV11とドル箱としている山室展弘選手
2018年の第18回マスターズチャンピオンで優勝。名人技が光る渡邉英児選手
来期6.39でA1に返り咲き。スピード感と自在性を両立する渡邉雄朗選手。
そして、2020年11月に浜名湖でデビュー。まだ粗削りながら8勝を挙げている127期の川井萌選手など多士済々です。
5月28日(土)から6月1日(水)まで開催の中日スポーツシルバーカップにご期待ください。
(文中データは5月15日時点のものです)