BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:菊地孝平
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    菊地孝平
    /静岡
  • 画像:河合佑樹
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    河合佑樹
    /静岡
  • 画像:深谷知博
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    深谷知博
    /静岡

最も激しい地元の戦い・ゴールデンウイークレースが始まる!

ゴールデンウイーク好例の「浜松市長杯争奪戦やらまいかカップ」は4月30日(土)から5月5日(木)までの開催。静岡支部の精鋭が集う注目のシリーズです。

その中核をピックアップすると枚挙にいとまがありませんが、菊地孝平・河合佑樹・深谷知博・徳増秀樹・服部幸男の5選手が優勝戦線のド真ん中を行きそうです。

まず、グランプリをはじめSGレースで活躍している菊地孝平選手は今年V2。3月には唐津周年記念を制し勢いがあります。ゴールデンウイーク戦は過去V3としているようにシリーズ実績も十分。鋭いスタートを駆使してライバルを制することでしょう。

また、河合佑樹選手も1月の尼崎周年を制するなど記念戦線で磨いてきた力を結果に変えています。的確な判断と鋭いハンドルワークで機敏に展開をとらえるだけにコース不問で連に絡んできます。“しぶとさ&うまさ”を堪能できるシリーズとなりそうです。

さらに、勝率面で一歩抜きん出ており安定しているのが深谷知博選手。浜名湖は2014年と2020年に周年タイトルを取っておりファンの期待を最も集めるひとりです。
果敢さと冷静さを併せ持ったレーサーにファンの信頼が集まります。

さらに、誰よりも「濃く」いくのが徳増秀樹選手。浜名湖は2010年の周年を含めてV21。今年1月にも優勝しています。
難しいといわれる2コースはもとより、高い集中力を駆使し、攻めを基本とする自在戦を繰り出してきます。

そして、三国マスターズチャンピオンで活躍し熱視線を浴びるのが服部幸男選手。一時の不振は消え、攻めるセンター戦がさえわたるようになりました。持ち前の迫力あるレースを連発中です。
浜名湖V36の第一人者がその走りで存在感を示してくれることでしょう。

そのほか…

マスターズチャンピオンでフライングを切ったものの、敢闘精神に満ちた競走に徹する佐々木康幸選手

75歳の大ベテランとなった今も一心不乱の調整・試運転を繰り返し、ボートーレーサーの鏡といえる高塚清一選手

参戦する8名の女子選手の手本となることは請け合い。経験を個性に変えることで激戦に強い長嶋万記&三浦永理選手

確かな実力と個性を誇る横澤剛治・重野哲之・谷野錬志・伊藤将吉・金子萌、そして山下友貴の6選手など多士済々です。

4月30日(土)から5月5日(木)まで開催の「浜松市長杯争奪戦やらまいかカップ」にご期待ください。
(文中データは4月21日時点のものです)