BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:小畑実成
    3233
    小畑実成
    /岡山
  • 画像:高塚清一
    2014
    高塚清一
    /静岡
  • 画像:矢後剛
    3347
    矢後剛
    /東京

74歳11か月の最年長勝利記録を更新した高塚清一参戦!

「薄暮だョ!第4回B級名人大集合マクール杯」は3月9日(水)から14日(月)までの開催。現在B級ながら、経験値豊富なマスターズ世代が一堂に会するだけに見どころ満載です。

多彩な戦いが想定されるシリーズですが、中軸は岡山の小畑実成選手。今年1月の正月レースはオール3連対。優勝戦は5コースからまくりを放ち優勝しました。
また、昨年11月からの来期適用勝率は6.05。ただひとり6点台に乗せています。
流れ重視でムリのない競走スタイルに美学を感じさせる小畑実成選手が、正統派らしく浜名湖4回目の栄冠に立ち向かいます。

また、当シリーズ誰よりも注目を集めるのが高塚清一選手。
今年2月24日の戸田7Rで2コース差しを決め、74歳11か月という最年長勝利記録を更新しました。当該レースに参戦したメンバーとの最大年齢差は55歳。心底ボートレースを愛する大ベテランはまさに業界の宝といえます。

また、2000年のSGボートレースクラシック(浜名湖)を制覇している矢後剛選手の存在感はピカイチ。研ぎ澄まされた感性を駆使し舟足をベストな状態に仕上げてきます。その安定感抜群の競走スタイルは信頼に値。舟券作戦に欠かせません。

そのほか…
誰も真似のできないプロペラ調整を確立。イン戦を絶対目標に相手かまわず己の道を通す西田靖選手

場所は違えども空っ風が吹くコンディションは桐生も浜名湖も一緒。くらいつくしぶといレースで2着・3着にくい込んでくる土屋太朗選手

地元浜名湖の優勝歴は過去5回。外連味のない競走でソツなく着をまとめてくる二橋学選手

SGウイナーとしての経験は豊富。いまなお向上するための模索を続ける滝沢芳行選手

SGタイトルホルダーとしての輝かしい実績の背後に、故障やケガとの闘いを隠し奮闘している濱村芳宏選手

センター・アウトからの一撃の魅力は不変。ダッシュ戦の威力を見せつける野中義生選手など、多士済々です。


「3月9日(水)から14日(月)までの開催、「薄暮だョ!第4回B級名人大集合マクール杯」にご期待ください。
(文中データは3月3日時点のものです)