BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:徳増秀樹
    3744
    徳増秀樹
    /静岡
  • 画像:村松修二
    4816
    村松修二
    /広島
  • 画像:上平真二
    3737
    上平真二
    /広島

地元大看板の徳増秀樹が「濃く行く」シリーズ!

「日刊スポーツ ウインターカップ」は1月18日(火)から23日(日)までの開催。60代のベテランから登録番号5000番台の若手まで幅広いメンバーが浜名湖に集結します。

このシリーズの中心は徳増秀樹選手を筆頭に、村松修二・上平真二の遠征2選手。必ずや優勝戦線を形成することでしょう。

中でも、地元浜名湖は周年記念「浜名湖賞」を含めV20としている徳増秀樹選手が優勝候補大本命。近況では昨年のお盆レースで優勝しています。
走りなれた水面で絶対的な存在となり、コース取りから「濃く行く」ことでしょう。

また、村松修二選手は昨年V5。1月の徳山を皮切りに、唐津(7月)・びわこモーターボート大賞(7月)・若松(10月)・宮島(11月)で栄冠を勝ち得ています。
一年間の勝率も7.30で参戦メンバートップ。徳増秀樹選手をしのぐ勢いがあり期待せずにはいられません。

さらに同じ広島支部の上平真二選手も2021年の年間勝率を7.21としており対抗格。持ち前のレース展開力で鋭く旋回、上位着を奪取しそうです。
元来は高速スタートを駆使しセンター・アウトから展開をつくるタイプでしたが、年齢とともにさばきあがるケースが増えているだけに、外枠になっても連絡みの主役となりそうです。

そのほか…
浜名湖は過去V2と好相性。惜しまず力を出し切る岡山の屋台骨・平尾崇典選手

全速戦の申し子として自らに課したレースに集中する秋山直之選手

地元浜名湖の御大として、威風堂々のレースが期待される金子良昭選手

しなやかで、しかし意志のあるコース取りや戦法が持ち味の兵庫のベテラン・安田政彦選手

高いモーター調整力を武器に自由自在に戦う愛知の中堅レーサー・杉山裕也選手

63歳になった今も、攻守のバランスが絶妙で接戦に強い富山弘幸選手

登録5000番台ながら今期3.70の勝率をマーク。「ジェネレーションズ」ボーカル数原龍友の従妹でもある数原魁選手など多士済々です。

1月18日から23日までの開催の「日刊スポーツ ウインターカップ」にご期待ください。
(文中データは1月12日時点のものです)