BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:菊地孝平
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    菊地孝平
    /静岡
  • 画像:深谷知博
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    深谷知博
    /静岡
  • 画像:坪井康晴
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    坪井康晴
    /静岡

グランプリ&グランプリシリーズ戦メンバーが中心!

「静岡新聞社・静岡放送 New Year’s Cup」は12月29日(水)から1月4日(火)までの7日間開催。レベルの高い静岡支部ならではの熱戦が展開されます。

中心は住之江のグランプリとグランプリシリーズ戦に参戦していた菊地孝平・深谷知博・坪井康晴・徳増秀樹の4選手。絶対的な存在感を示すことでしょう。

グランプリのトライアルファーストに登場した菊地孝平選手は持ち前のスタート力を発揮。トライアルセカンドに進出しファイナルまであと一歩のところまで進みました。
「一年を通じコンスタントに活躍する」という目標を実現した感もありますが、優勝という栄冠をファンは待っています。ディフェンディングチャンピオンとして威風堂々戦うことでしょう。

また、シリーズ戦の準優勝戦に進んだ深谷知博選手は迫力あるレースでライバルを倒す場面も…。とりわけ4日目のカドまくりは圧巻でした。優出はなりませんでしたが、差し技に加え攻め切るスタイルが融合され益々強くなっている印象です。

そして、今回の参戦メンバー中、2021年の記念レース覇者2名のひとり、坪井康晴選手にも注目。4月の住之江周年記念を含め、V5としています。
グランプリシリーズ戦はエンスト失格のため初戦から苦しい戦いを強いられましたが、徐々に舟足を仕上げ展示タイムや結果につなげるなど「らしさ」を発揮しました。
過去、お盆レースはV3、ゴールデンウイーク戦はV2としているものの、正月レースの優勝がないだけに期待が高まります。

さらに、同じくシリーズ戦組だった徳増秀樹選手も住之江で健闘。集中力の高い競走でファンの支持を集めました。
2022年の序章となる当シリーズも「濃くいく」ことでしょう。

そのほか…
11月の浜名湖周年「浜名湖賞」でG1初優出初Vを飾り記念レーサーの仲間入りを果たした板橋侑我選手

地元の御大として精神的支柱であり、山のようにどっしりとした存在感が光る服部幸男選手

2021年は徳山(3月)・戸田(7月)・びわこ(8月)で優勝。グレードに関係なく混戦で強さを発揮する谷野錬志選手

鋭発スタートを駆使し、インやセンター戦で主導権を握る佐々木康幸選手など、静岡支部は好メンバー揃いです。

12月29日(水)から1月4日(火)までの7日間開催「静岡新聞社・静岡放送 New Year’s Cup」にご期待ください。
(文中データは12月22日現在)