BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:吉田拡郎
    4166
    吉田拡郎
    /岡山
  • 画像:前沢丈史
    4366
    前沢丈史
    /東京
  • 画像:永井源
    4067
    永井源
    /愛知

クリスマスプレゼントは誰から?!

『ハマナ娘クルー クリスマスカップ』は12月21日(土)から26日(木)までの6日間開催。浜名湖で令和初のクリスマスプレゼントを提供するのはいったい誰か…。注目が集まります。
強豪・ツワモノ・勢いダントツレーサー・自在派・匠・曲者・実直派…、実に多彩なメンバーが浜名湖に集結します。

『強豪』の代表は吉田拡郎選手。SGウイナーには果敢な戦法が内在。内より水面は当然のこと、センター・アウトの破壊力は抜群です。今年、児島周年記念も制している記念常連が浜名湖初Vを狙います。

『ツワモノ』筆頭は、前沢丈史選手。ピットでは寡黙で多くを語りませんが、行動で示すタイプ。近況71.3%の3連対率にファンへの貢献意欲が表れています。丸亀(2月)・江戸川(3月)・びわこ(7月)・常滑(8月)で優勝している2019年。いいカタチで締めくくり2015年12月以来の浜名湖Vに向けツワモノぶりを発揮します。

また、『勢いダントツレーサー』は永井源選手。丸亀(2月)・徳山(3月)・蒲郡(7月)・江戸川(8月)で優勝し今年V4。浜名湖は過去V2としているだけに期待できます。
その走りは積極果敢。特にセンターから繰り出すスピードターンは必見です。

さらに、『自在派』の鑑といえるのが赤坂俊輔選手。1月からの来期適用勝率7.34は参戦メンバートップで実力を表しています。
流れに連動してさばきあげるだけに安定感抜群。2連対率64.2%。3連対率77.4%という実績を踏まえ、外枠時でも連の中心としなければならないでしょう。

さらにさらに…
『匠』はマスターズリーグ世代を代表する石田政吾選手(49歳)。来期適用勝率7.21は参戦メンバー中3位と健闘しています。

『曲者』代表はコース取りから目が離せない58歳のベテランレーサー西田靖選手。

人柄もレースもキレイで外連味なし。『実直派』のシンボルとして挙げたい中村尊選手。

その他にも、先月平和島で勝って今年V3としている中辻博訓選手や地元水面を知り尽くす二橋学選手、かつての新鋭王座決定戦を含め浜名湖は通算V6としている長岡茂一選手なども参戦。激戦必至の6日間、クリスマスプレゼントはいったい誰が提供してくれるでしょうか。

12月21日(土)から26日(木)までの6日間開催『ハマナ娘クルー クリスマスカップ』にご期待ください。
(文中のデータは12月17日時点のものです)