レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2018年4月28日(土)・29日(日)・30日(月)・5月1日(火)・2日(水)・3日(木)
  • 一般 浜松市長杯争奪 やらまいかカップ

    • 菊地孝平
    • 3960
    • 菊地孝平 /静岡
    • 徳増秀樹
    • 3744
    • 徳増秀樹 /静岡
    • 深谷知博
    • 4524
    • 深谷知博 /静岡

浜名湖のゴールデンウイーク戦は日本一の激戦!

浜名湖といえば『浜松市長杯争奪 やらまいかカップ』。今年は4月28日(土)から5月3日(木)まで開催されます。ボート界屈指の強豪が揃う静岡支部選手権は見どころ満載。菊地孝平・徳増秀樹・深谷知博・星栄爾・坪井康晴・服部幸男・笠原亮・佐々木康幸・松下一也・河合佑樹などあまりに粒揃いです。

その中核がディフェンディングチャンピオンの菊地孝平選手。比類なき集中力で勝る静岡の『誇り』です。
スタート力は精緻を極め、常にレースの主導権を握るばかりか、調整面でも繊細な感性と理論を駆使。モーターの最大出力を発揮させます。
かつて「静岡支部選手同士のレースは厳しさが格別…」と話したことがありましたが、だからこそ重みがあるというもの。そのけん引役となることでしょう。

2月の常滑・東海地区選手権を制している徳増秀樹選手は今年すでにV4。毎月優勝を飾っています。最多勝争いを演じながらも2番手に甘んじたのが2016年。今年はここまで41勝でトップグループにつけています(現状トップは赤岩選手の48勝)。多くが苦手とする2コースを「得意」と語るなど、個性光る徳増選手から目が離せません。

また、徳増選手を上回る勝ち星を挙げているのが深谷知博選手。赤岩選手に次ぐ45勝をマークしています。今年初Vは浜名湖の正月レースでしたが、その後、芦屋(3月)・丸亀(3月)・常滑(4月)で栄冠を手にし早くもV4。3連対率80.7%という驚異的なデータを舟券に反映させない手はありません。

2018年は10節走って7回も優勝戦進出。内、V3と華々しい成績を記録しているのが星栄爾選手。独自の調整方法を編み出した星選手に、モーター勝率は関係ありません。信頼に値します。

さらに…
浜名湖はSG2冠を含めV10。GW戦も2勝している坪井康晴選手
浜名湖通算V33。存在は静岡の精神的な柱でもある服部幸男選手
2月の徳山周年優勝。38歳と年齢を重ねてなお素朴な人柄が魅力の笠原亮選手
来期適用勝率は7点に迫る勢い。的確なスタートを武器とする佐々木康幸選手
ファンのために走る姿勢は終始一貫。3連対率69.7%としている松下一也選手
常滑GⅡモーターボート大賞では、まさかの逆転負け。リベンジに燃える河合佑樹選手など…
層の厚さ日本一の静岡支部の戦いがはじまります。

4月28日(土)~5月3日(木)まで開催の『浜松市長杯争奪 やらまいかカップ』にご期待ください。

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