レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2018年3月16日(金)・17日(土)・18日(日)・19日(月)・20日(火)・21日(水)
  • SG 第53回 ボートレースクラシック

    • 桐生順平
    • 4444
    • 桐生順平 /埼玉
    • 菊地孝平
    • 3960
    • 菊地孝平 /静岡
    • 遠藤エミ
    • 4502
    • 遠藤エミ /滋賀

2018年SG戦線開幕!浜名湖がボートレース界に春を呼ぶ!

2018年のSG戦線の幕開けとなる浜名湖・ボートレースクラシックは3月16日(金)から21日(水)までの開催。『真の実力者は誰か』『新旧交代は加速するのか』『女子レーサーがいかに戦うか』『いきなりグランプリ出場を視野に入れるレーサーが出現するのか』など、みどころ満載です。

正真正銘全員が主役ながら大看板は、昨年のMVPでドリーム1号艇の桐生順平に、地元の菊地孝平のふたり。さらに女子No.1レーサーの遠藤エミや2018年早くもGⅠV2としている前本泰和、デビュー3年5ヶ月でGⅠウイナーの仲間入りを果たした仲谷颯仁など注目レーサーは枚挙にいとまがありません。

「結果だけでなく内容が伴うレースをしたい。人間的に成長することも目標です」と語るのは桐生順平。グランプリ優勝に象徴されるスケールの大きな取り組み姿勢はファンの憧れでさえあります。前回大会を含め、2回の優勝歴を誇るSGボートレースクラシックで今年も一気に加速する可能性大です。

また、最近やや調子に波がある菊地孝平ですが、地元SGに気持ちも充実していることは間違いなし。研ぎ澄ました感性を駆使し最上の結果を導いてくることでしょう。調整力が高いだけに数字で語れない期待値があります。

一方、4名参戦の女子筆頭格は遠藤エミ。昨年大晦日の大村・クイーンズクライマックスで優勝を飾っている平成29年優秀女子選手は、おっとりとした性格とは裏腹に、水面では思い切りの良さがさく裂。男子顔負けのスピード戦で他を圧倒します。
SG優勝戦進出まで見通すためには序盤が大切。前検の動向から注目したいものです。

そのほか…
からつ周年(1月)に中国地区戦(2月)優勝と完全に勢いに乗っている通産V104、GⅠV5、SGV1の前本泰和

先の若松・九州地区戦で優勝戦1号艇。一気に羽野直也と実績でも並んだ九州トップルーキー・仲谷颯仁

遠藤エミに次ぐ注目の地元女子レーサー。平成29年優秀選手表彰式典では特別賞を受賞した奉仕の人・長嶋万記

浜名湖は周年記念を制するなど好相性水面。経験の中築き上げた調整能力をフルに駆使。圧倒的なスピード旋回で感動を呼ぶ峰竜太

自ら考え編み出したテクニカルターンを繰り出し混戦を的確にさばきあがってくる毒島誠選手…など多士済々です。

『浜名湖・SG第53回ボートレースクラシック』は3月16日(金)から21日(水)までの開催です。ご期待ください。

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