『日刊スポーツウインターカップ』は1月26日（金）から29日（月）までの4日間開催。粒揃いの男女混合戦は見どころ満載です。

シリーズの大看板は地元の長嶋万記選手。昨2017年はV8。クイーンズクライマックスでも活躍を見せましたが、あと一歩及ばず涙をのみました。「自分の足りない部分が分かりました」と語っていたのは年頭。しかし、1月21日にオールレディース（住之江）で優勝と勢いあり。3月のSGクラシックに向け、さらに加速するシリーズとします。
さらに、2月に東京で行なわれる『2017年優秀選手表彰式典』において特別賞を受賞することも決まっており、気持ちは充実。ハツラツとしたレースを見せてくれることでしょう。

男性では昨年V３、今年早くも地元桐生の正月シリーズを獲った秋山直之選手が筆頭格。浜名湖は2009年と2016年に優勝を飾っている得意水面です。
これまで『3着が多い』という評価だった秋山選手ですが、最近は3着回数よりも2着回数が上回るようになりました。近況の2連対率も60％弱と実に堅調。持ち前の全速戦を繰り出すのに広い浜名湖はうってつけです。

さらに、注目レーサーとして星栄爾選手をピックアップ。というのも、昨年12月25日の強烈なまくりが印象に残っているからです。3コースから、ややスタート後手を踏みながらもツケマイ気味に攻めあげ、浜名湖3回目の栄冠を勝ち取りました。
近況7点を超える勝率をマークしていますが、これはレースが柔軟になった証拠。ムリやり展開をつくることがなくなったのです。今後、トップクラスで活躍する姿が楽しみでもあります。

そのほか…
現在A２ランクながら実力はA１。その証拠に11月以降7.62の勝率をマークしている関東の雄・一瀬明選手

女子レーサーの中でも判断の良さとレースさばきは秀逸。力むことなく持てる最大限の力を発揮する巧腕レーサー・原田佑実選手

自らの走りについて「スリットは全速で！」と、ファンへのセールスポイントを熱く語る次代の記念レーサー・本多宏和選手

雌伏の時を経て安定的に成績を残し続けているのが近況。今や、北陸の期待を背負う存在となった下出卓矢選手など、メンバーはほんとうに粒揃いです。

1月26日（金）から4日間開催の『日刊スポーツウインターカップ』にどうぞご期待ください。