レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2017年12月7日(木)・8日(金)・9日(土)・10日(日)・11日(月)・12日(火)
  • 一般 SUZUKI スピードカップ

    • 平尾崇典
    • 3822
    • 平尾崇典 /岡山
    • 鳥飼眞
    • 3703
    • 鳥飼眞 /福岡
    • 鈴木勝博
    • 4276
    • 鈴木勝博 /愛知

多彩で話題豊富なメンバーが集結!

浜名湖好例の『SUZUKI スピードカップ』は、12月7日(木)から12日(火)までの6日間開催。デビュー40年目の超ベテランからこの11月にデビューしたばかりのルーキーまで幅広いメンバー構成となっています。

その中心は、平尾崇典&鳥飼眞の両雄。優勝戦でも並び立つ可能性大です。

SGタイトルホルダーの平尾崇典選手は今年やや静かにしている印象もありますが、来期適用勝率は7.13。かげりはありません。厳しい減量との戦いはつとに有名ですが、その目指すところは先頭でのゴール。折り紙つきのイン戦に加え、センター・アウトからの一撃があることを忘れてはなりません。油断すると穴目ゲットの機会を失うことになります。

また、戦列復帰後3期連続のA1を決めている鳥飼眞選手は来期7.30で参戦トップの勝率をひっさげ、今年1月に優勝を飾っている浜名湖に登場。78.5%という圧倒的な3連対率がファンの視線を引きつけます。『10回走って8回は連絡み』と覚えておくといいでしょう。鳥飼選手に枠番は関係ありません。

この両者を追う一番手は、愛知の鈴木勝博選手。素顔は穏やかですが、レースは別。妥協なく厳しく戦ってきます。その背景にあるのは責任感。ファンの期待に応えようと整備・調整に時間を費やし、高い集中力でゴールまで走り切ります。コース取りも枠なり一辺倒ではないだけに、レースのアクセントとなるでしょう。浜名湖は2011年と2014年に優勝を飾っており相性も悪くありません。

そのほか…
近況、鳥飼眞選手と同じ78.5%の驚異的な3連対率を示している『埼玉の良心』飯島昌弘選手。

2期連続A1を決め堅調さが光る同じ埼玉勢の中核レーサー・伊藤啓三選手。

来期適用勝率は6.33で初のA1昇格決定。2着&3着回数の合計よりも1着回数が多い点に大注目の石倉洋行選手(107期生・福岡)。

デビュー40年目。メンバー最年長の64歳ながら、4.91の勝率を残している愛と努力の人・陶山秀徳選手。

この11月16日に戸田でデビューしたばかり。今回は、埼玉の良き先輩がいることが心理面の支えになる石田貴洋選手など、話題にはこと欠きません。

師走の12月7日(木)から12日(火)まで開催される『SUZUKI スピードカップ』にどうぞご期待ください。

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