レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2017年6月30日(金)・7月1日(土)・2日(日)・3日(月)
  • 一般 テレしずサマーカップ

    • 菊地孝平
    • 3960
    • 菊地孝平 /静岡
    • 坪井康晴
    • 3959
    • 坪井康晴 /静岡
    • 長嶋万記
    • 4190
    • 長嶋万記 /静岡

静岡の看板レーサー3人が集結! 遠征勢を迎え討つ!!

6月30日(金)から7月3日(月)まで開催される『テレしずサマーカップ』は稀にみる激戦の男女混合戦。男子35名に女子8名がレース毎に、見どころ満載の戦いを繰り広げることになりそうです。

その中心は菊地孝平&坪井康晴の両雄。絶対的な存在として君臨することは言うまでもありません。つまり他の選手の標的でもあります。

浜名湖は通算V15。内、記念V3としている菊地孝平選手は、今年2月のGⅠ浜名湖賞を獲ると丸亀(2月)と浜名湖(5月)でも優勝を飾り、現在賞金ランキング5位と堅調に走っています。
ずば抜けたスタート力はもとより、高い調整能力やレース展開力を駆使し、一節間を通じて主導権を握り続けることは間違いありません。

また、盟友である坪井康晴選手も現在賞金ランキング13位。4月のGⅠ三国周年をはじめ唐津で優勝するなどリズムはいつも通り。5月以降7.79の勝率を叩き出すなど実力そのままに活躍しています。アウトからも的確に連に絡むしぶとさがあるだけに舟券対象から外す選択肢は、ほぼありません。

この両雄に割って入る女子代表も地元静岡の長嶋万記選手。来期適用勝率7.96は自己最高であり参戦メンバートップの値。この半年で、昨年と同じV5を達成。なにやらV10さえ夢ではない感じです。
さまざまなことを謙虚に学ぶことで培われてきた広い視野が、浮き沈みのある勝負の世界での安定感につながっている長嶋選手…。周囲への感謝が、この人を成長させ続けることでしょう。

さらに、2016年の全日本選手権・ダービーで優出5着とした芝田浩治選手の躍進ぶりは目を見張るものがあり、勝率も近況6.88。浜名湖は過去5回の優勝を飾っているドル箱水面だけに目が離せません。

このほか…
来期を含め連続5期A1。2013年には鳴門のレディースチャンピオンも制している実力派・金田幸子選手。

浜名湖はこの4月の優勝を含めV4。柔軟なさばきが光る2008年と2012年のSG全日本選手権の覇者・丸岡正典選手

昨年5月に桐生で自身初V。今年は住之江(2月)と唐津(6月)で優勝を飾って勢いある東京の99期生・小林泰選手

来期A1に復帰。伏兵的な存在ながら、ここ一番の突破力でまさる兵庫の中核・廣瀬将亨選手など、メンバーは実に多彩です。

6月30日(金)から7月3日(月)まで開催される『テレしずサマーカップ』に、皆さまどうぞご期待ください。

公式アカウント

  • LINE
  • X
  • Instagram
  • Facebook
  • Youtube
  • Youtube
TOPへ