レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2017年5月5日(金)・6日(土)・7日(日)・8日(月)・9日(火)・10日(水)
  • 一般 日本モーターボート選手会会長杯

    • 天野晶夫
    • 3621
    • 天野晶夫 /愛知
    • 重野哲之
    • 3995
    • 重野哲之 /静岡
    • 金子龍介
    • 3795
    • 金子龍介 /兵庫

しぶとさ光るメンバー揃いの注目のシリーズ!!

ゴールデンウイーク後半スタートの『日本モーターボート選手会会長杯』は5月5日(金)から10日(水)までの開催。ベテランから若手まで幅広いメンバーが浜名湖に集いますが、このシリーズは、天野晶夫&重野哲之の2選手が中核。これを中堅&ベテラン勢が追走するシリーズ展開となりそうです。

優勝候補筆頭の天野晶夫選手は1月の浜名湖Vを皮切りに、今年すでに優勝3回。勢いが違います。元来、研ぎ澄まされた整備力と調整力を誇るタイプで、エンジン出しに定評がありますが、加えてレースに粘りがあり不利な状況にあってもしぶとく連に絡んできます。3連対率77.4%という数字はその証左。相性も決して悪くない浜名湖水面で静かに主軸となる可能性は極めて高いと言ってもいいでしょう。

また、地元の重野哲之選手も優勝候補筆頭格。何より気持ちで走るタイプで、たとえ苦しい状況となろうとも泣きごとを言わず徹底して調整作業に時間を費やしてきます。努力の裏打ちとなっている『あきらめない精神』『やればできる精神』こそ、信頼に値。記念常連として、ふたたび活躍するきっかけとしたい地元シリーズは激熱です。

そして、この両雄を追うのが金子龍介選手。2017年後期適用勝率7.09は、トップの天野晶夫選手(7.23)に次ぐ数字です。その明朗快活なレーススタイルを応援するファンは以前から多く、センター・アウトからの一発の魅力は無視できません。波乱も演出してくれることでしょう。

そのほか…
昨年V3。今年は地元の正月レースを制し、佐賀県勢を代表する存在となりつつある三井所尊春選手
常に安定勢力ながら、近況30%に及ぶ1着率で復活を印象づけている静岡のベテラン・渡邉英児選手
53歳となった今も、高い集中力で鋭いスタートを連発。イメージとは異なりセンターまくりが持ち味の倉谷和信選手
マスターズチャンピオン覇者としての矜持は「ファンの期待を胸に走ることにあり」と背中で語る金子良昭選手
強気のレースは終始一貫。相手を選ばぬ闘争本能を信じたい地元の精鋭・杉田篤光選手
決して派手さはないものの高水準の調整力とレース展開力は不変。中穴党には絶対に欠かせない存在となっている大平誉史明選手
など、多士済々です。

5月5日(金)から10日(水)まで開催の『日本モーターボート選手会会長杯』に、皆さまどうぞご期待ください。

公式アカウント

  • LINE
  • X
  • Instagram
  • Facebook
  • Youtube
  • Youtube
TOPへ