注目の『GⅢ オールレディース　いい！直虎プロジェクト　第2回井伊直虎カップ』は4月20日（木）から25日（火）までの開催。可憐でありながら闘志あふれる女子レーサーの戦いは、見ごたえ満点です。
シリーズの中心は、長嶋万記＆三浦永理の地元同期ふたり。終始、存在感を示し優勝戦線を彩ってくることでしょう。

現在絶好調の長嶋万記選手は今年、丸亀・尼崎・若松で優勝を飾っており、勢いはとどまるところを知りません。勝率も自身最高の7点代半ば。連戦連勝で一気に突っ走る可能性大です。3連対率82.1％、１着率39.3％という驚異的な数字は枠番に関係なく積極的に戦っている証。ファンへの貢献を最優先に考える「愛情と感謝にあふれた競走」をご覧いただけるシリーズとなります。

また、盟友ともいえる三浦永理選手も完全復調。6.02のA２勝率から、来期は7点前後でA1復帰を確定づけています。かつて「テクニカル・エリー」という呼称がついたほどのスピード旋回を実現させる高い技術を地元水面で余すところなく発揮すること請け合い。目が離せません。

このふたりに次ぐのが平高奈菜選手。持てるターン力やレース展開力の背景には、精神力と判断能力があり、たとえ苦しい状況であろうとも打開してきます。センターから狙いすましたまくり差しを繰り出すことも多いだけに、できればアタマで狙いたい存在です。

このほか…
現在勝率6.81。スタートからの一気の攻勢に加え、最近は力まず冷静に展開を読むことで安定感を増している細川裕子選手

現在A２ながら、来期はA１確定的。センター・アウトからの一撃には破壊力があり、外枠時にこそ、狙いたい大穴ゲッター樋口由加里選手

4月12日に唐津ヴィーナスシリーズで優勝。この1年あまり、レースに幅が出てきたことでシリーズの中核となってもおかしくない渡邉優美選手

浜名湖は1994年の女子王座を含め、過去優勝7回のドル箱水面。マスターズ世代となった今も果敢に舞う谷川里江選手

レースに「勝利への意欲」が見られ、7月からの来期適用勝率を6.49とし飛躍的な変化を遂げている地元の山下友貴選手

もてるポテンシャルの高さは誰もが認めるところ。機力充実ならば勝ち星を量産し牽引役となる浜田亜理紗選手…など、メンバーは実に多彩です。

百花繚乱の『GⅢ オールレディース　いい！直虎プロジェクト　第2回井伊直虎カップ』にどうぞご期待ください。