レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2017年4月13日(木)・14日(金)・15日(土)・16日(日)・17日(月)
  • 一般 日本財団会長杯

    • 鈴木博
    • 3412
    • 鈴木博 /埼玉
    • 丸岡正典
    • 4042
    • 丸岡正典 /大阪
    • 山田康二
    • 4500
    • 山田康二 /佐賀

激戦必至の浜名湖の春の陣、開催!

レース観戦に絶好の季節…。湖を渡るさわやかな風とともに楽しめるシリーズが4月13日(木)からはじまる『日本財団会長杯』です。東西から個性光るメンバーが浜名湖に終結。手に汗握る戦いを演じてくれることでしょう。

その中心は、鈴木博選手(埼玉)と丸岡正典選手(大阪)。関東と関西の両雄が大会の看板です。

現在勝率7.01、参戦メンバー中トップの成績をマークしているのが鈴木博選手。プロペラ制度が変わり、さらにモーター出力が低減されてから成績が安定的にアップしているベテラン代表です。「ペラ調整力」だけでなく、「スタート力」と「スピード旋回技術」「思い切りのよさ」などが融合。その総合力で、1着率33,3%、2連対率56.4%という高い数字を叩き出しています。トータルバランスが最も優れているレーサーです。

一方、丸岡正典選手も間違いなく優勝候補の一角。力みなく、レースの流れにのり、ここ一番の瞬間に素晴らしいパフォーマンスを発揮する丸岡選手は、まさしく一線級のテクニシャン。枠番に関係なく連に絡んでくるだけに、舟券作戦を構築するうえで欠かせない存在です。

この二人を追うのが佐賀の山田康二選手。近況、73.9%という驚異的な3連対率を誇っている若手安定株です。レースセンスがいいだけでなく、整備や調整にも自分の方法論をもっているだけに機力劣勢という状況があまりないのが特長。当節もレースを主導的にリードしてくることでしょう。

さらに、上記3人に次ぐのが以下の面々…。
スタート力抜群で一気呵成の攻めがその持ち味ながら、45歳という年齢とともに硬軟織り交ぜた戦法も見せる一宮稔弘選手
今年2月、尼崎で自身4回目の優勝。9期ぶりのA1クラス復帰へリズムアップの32歳、青木幸太郎選手
現在A2ながら、実力は記念級。それを証明するように現在6.88をマークしている広島の髙濵芳久選手
大阪の若手からやがて中心へと成長することは必至。端正なハートが繰り出すレースが魅力満点の岡村仁選手
連戦連勝はなかなかないものの、流れを崩さない競走スタイルがあるゆえ、舟券作戦構築の軸となる地元の藤田竜弘選手
記念戦線でやや頭打ちとなった時期もあったものの、それは成長痛…。香川の誇りを胸に果敢に舞う片岡雅裕選手
など、好メンバー揃いです。
4月13日(木)から17日(月)までの開催、『日本財団会長杯』にどうぞご期待ください。


公式アカウント

  • LINE
  • X
  • Instagram
  • Facebook
  • Youtube
  • Youtube
TOPへ